



以下が含まれます。
- 2回のLIVE視聴
- 各1週間の録画視聴期間
- 講義で使用した資料
- 各実践ワークシート
- ワークシート回答編のダウンロード
おのころ心平の心理学WORKS
おのころ心平、28年3万件のカウンセリング現場の中で、さまざまな心理療法を使ってきましたが、それらの中から厳選して、代表的な心理学ワークをお届けするおのころ心平、心理学WORKS。
【本編】と【心理学WORKS回答編】との2部制セットを1回とし、【本編】では、PART.1、2、3に分けて、3つのワークと解説講座を行ないます。1週間の【回答編】までに、ご自身だけでなく、家族や友人で習ったワークをやってみましょう。
後編の【回答編】では、取り組んでもらったワークの意味と考察の仕方、そのワークの背景にある「心理療法」の概要解説を行ないます。

おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。ココロとカラダをつなぐセルフケア・カウンセラーとして、28年、3万件以上の実績をもつ。著書に、『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち』(主婦の友 社)、『最強のココロ整理術ibマッピング』(マガジンハウス)、『元気のしくみ』(さくら舎)など26冊。おのころ心平オフィシャルブログ【ココロとカラダの交差点】は、月間50万アクセス。おのころ心平オフィシャルFBは、読者数約5万。数多くの著名人がセルフケア情報として活用している。
『理想』と『現実』の心理学
やりたい夢や理想があっても、それを阻む今日の現実。経済的なことやこれまでの人間関係が、ときにあなたの夢の翼を折り、地に足をつけて生きろというメッセージを送ってきます。

理想と現実の葛藤は、職場でも、家庭生活でも、政治・国際関係、あるいは宗教においても、あらゆる場面で遭遇する人間の課題と言っていいでしょう。口ではうまくいっても、実際、言ってることとやってることがまったく違う政治家や教祖は歴史上も今も、あとをたちません。あなたの身近にも、上司や家族にもいるかもしれません。
純粋で、感受性が高ければ高いほど、こうした社会や人間関係の矛盾に悩まされることが多くなります。そして、自分の中にある「理想」と「現実」が起こす葛藤にも敏感になり、自分を責めてしまいます。
この葛藤を、少し視点をかえて考えてみましょう。
私たちは、精神性と身体性を同時に生きています。それを統合する生き方こそ、人生ともいえるかもしれません。
「霊長類」=spiritual being、霊的に長けた存在・・・
人間はなぜ、人間としてこの地球上に存在しているのか?それは人間がニ足歩行を始めたとき、人間の人間たる使命を持った、と僕は考えています。

「宇宙意識」と「地球意識」という表現がありますが、宇宙の中の地球、地球から見た宇宙との関係を結ぶという役割を、否応なく担っている存在が人間です。
これは、東洋思想における天地人(天の気と地の気を結ぶ人の気)という考え方とも重なりますが、宇宙の意識と地球のそれとのコミュニケーションの媒介として、人間が存在しているのだということ…。

このしくみを僕は、カラダの細胞から教えてもらいました。
ひとつの細胞の細胞膜には、ホルモンや神経伝達物質やそのパルスなどの各種受容体、糖鎖などがあります。細胞表面にいくつものアンテナがあり、外部との交信をしているのです。

同じように、地球表面にまっすぐ立ちあがったわたし達は、地球にとっての交信アンテナになったのではないか?と…
四つ足動物は、四本足とも地面につけているので、地球意識にたっぷり影響を受けながら生き、そこから逃れることはできません。しかし私たち人類は、半分は地球意識に縛り付けられながらも、半分は宇宙の意識をキャッチできる…。細胞の表面にあるアンテナがそうであるように、あなた自身の受信と自己表現が、地球と宇宙とを適切に結び付けている大切な役割をしているのかもしれない…。
マズローの段階的欲求説
この考え方と関連して紹介したいのが、有名な「マズローの段階的欲求説」です。人間性心理学の提唱者であるアブラハム・マズローは、人には階層化された五つの基本的な欲求があると言いました。

最下層にあるのが「生理的欲求」。生理的欲求には食欲や睡眠、排泄、性欲などがあります。この欲求は非常に強力に働き、あらゆる欲求のなかで最も優勢です。極限の状態では、どんな欲求よりも生理的欲求が勝ります。
第二は「安全の欲求」。これは安全や安定、依存、保護、また恐怖・不安からの自由に関する欲求です。この安全の欲求も強力で、人は混乱を避けるために秩序・法・制限をつくろうとします。
第三は「所属と愛の欲求」。人は孤独、拒否された状態、根なし草で生きている状態を避けようとして、友だち、同僚、サークル仲間、恋人などに目が向いて、共同体の一員として認められたい、家族や周囲から愛情深く温かく迎えられたいと思います。これが所属と愛の欲求です。
第四は「承認の欲求」。この欲求は「尊厳の欲求」とも呼ばれます。承認の欲求は、自分に対する自分の評価への欲求と、他者からの評価への欲求に分けられます。前者は「自尊心」を追究することであり、後者は評判や信望、地位、名誉、栄達など外部からの評価に対する欲求です。
そして第五が「自己実現欲求」です。自己実現とは自分が潜在的にもっている可能性を最大限発揮させて、自分がなり得るものに、なり得ることです。より一層の高みを目指してものごとに取り組む姿勢が自己実現欲求です。

五段階欲求説はわかりやすいモデルとして世界中に知れ渡ることになりましたが、マズロー自身は、五段階に固執したわけではありませんでした。もともと行動主義心理学の教育を受けていたマズローは、成長する人間モデルに着目し、人間性心理学を提唱したのです。
彼は、精神分析を第一勢力、行動主義を第二勢力、人間性心理学を第三勢力と位置づけ、人の可能性を信頼する人間性心理学は当時、人間性回復運動の支柱となりました。そして、後に登場するトランスパーソナル心理学の土台にもなりました。
人間性心理学者には、マズローの他、クライアント中心療法のカール・ロジャーズ、ゲシュタルト療法家のフレデリック・パールズなどがいますが、講座では、人間性心理学についての成り立ちと概要をお話したいと思います。
7つのチャクラの心理学的モデル
さて、マズローの段階的欲求説を眺めていると、古くから伝わる7つのチャクラを思い出します。

カラダの上下が表すのは、
上=精神性
下=身体性。
「スピリチュアリティ」と「グラウンディング」と言い換えてもいいかも知れません。私たちは、上下の方向性のバランスとアンバランスとをどちらも感じながら日々を生きています。
あなたの夢、希望、使命、自分が生まれてきた意味を精神的に実現する、インスピレーションを得る、霊的に目覚める…これらを担当するのがカラダの上部=スピリチュアリティ。
そして、身体性、足元を固めて安全性と安定した生活を保障する、あなたが肉体的に生まれてきた意味を知る、血筋・家系の中で自分を見つけるといったテーマを持つのがカラダの下部=グラウンディング。
これらが相互にバランスをとりあって
「地に足のついた理想」、
「人生の目標を見失わずに今日を大切に生きる」
が実現できれば、充実した人生となりますが、どちらかに偏ると、すなわち、
「夢見心地でいまの現実を否定する」、
「今日のことばかりにいっぱいで自分の未来への可能性を閉じる」
といったことが続き、それはそれ相応の症状となって、カラダからメッセージがやってきます。

講座では、これら日常のココロの課題を7つのチャクラに当てはめ、
- 理想と現実
- 理性と感性(思考と感情)
- 変容と不動(表現と信念)
- 他者愛と自己愛
といった「チャクラ心理学モデル」を用いて、解説してきたいと思います。7つのうち、あなたにとってのメインチャクラの導き出し方もご紹介しましょう。
上=「怒り」と下=「不安」
さて、おなじようなことを東洋医学を用いて考えてみると、よりはっきりとカラダへの作用を読み解くことができます。
怒りで「頭」に血が上ると言いますし、恐れで「足」がすくむと言います。怒りは頭にくるもの、不安や恐れは足にくるもの……。
「気分」とは、文字通り「気」の上下の配分を指す言葉です。怒りと不安を感じている時は、実際、自分の上下のバランスが崩れている時です。
怒っている気の状態は、「逆上する」という表現があるように「気」が上部に集中し、カラダの「気の形」は逆三角形になります。

いっぽう、不安や恐れが強いとき、気は下降し、三角形になります。下半身が重くなって、一歩を踏み出す勇気が持ちにくくなります。

怒りの継続、恐れの継続は、カラダへの「実際作用」として、頭に血が上りやすい体質、下半身に水分がたまりやすい体質をつくります。
ここで考えたいのは、怒りの持ちやすさ、恐れの持ちやすさが、ココロの生活習慣から来ているということです。
講座では、「認知行動療法」で用いられる「自動思考」・「スキーマ」を使って、怒りやすいココロのクセ、恐れを抱きやすいココロのクセの根本原因を見つけていくワークを実施します。
すぐに取り掛かれる自分を見つめるワーク。とくに怒りと恐れのワークは、知らず知らずに自分に埋め込んでいる「呪縛のマイルール」を発見するのにとても有効です。
【前編】
5月20日(金)本編講座
13:00~ PART.1
理想と現実の心理学
- 人は矛盾を抱えて生きるもの?
- 人間性心理学とは?(成長する人間モデル)
- マズローの段階的欲求説
- カール・ロジャーズのクライエント中心療法
- トランスパーソナル心理学とは?
心理学WORK!①
- 怒りのワーク(アンガーコントロール)
- 事実→解釈→感情→行動サイクルに介入する
14:00~ PART.2
上下の心理学
- カラダの上部に出る症状の意味
- 頭痛、五感の症状、うつ症状、無気力
- スピリチュアリティとカラダ
- カラダの下部に出る症状の意味
- 腰痛、下半身の問題、むくみ、足首、足裏
- グラウンディングとカラダ
心理学WORK!②
- 恐れのワーク(恐れのマネジメント)
- 事実→解釈→感情→行動サイクルに介入する
15:00~ PART.3
7つのチャクラ心理学モデル
- 7つのチャクラの心理学テーマ
- 理想・霊性(第7チャクラ)と現実・肉体(第1チャクラ)
- 理性・思考(第6チャクラ)と感性・感情(第2チャクラ)
- 変容・表現(第5チャクラ)と不動・信念(第3チャクラ)
- 他者愛と自己愛(第4チャクラ)
- それぞれの統合とそれによって変わる人間関係
心理学WORK!③
- あなたのメインチャクラを導き出す
- 家族と知り合いのメインチャクラを導き出す
16:00~
終了/休憩随時
(本編動画は、1週間、録画視聴できます)
HOMEWORK
- WORK① 「怒り」のワークで気づいた点が多かった方は、それを日常生活に生かしてみましょう。講座中に具体的な「アンガーコントロール」への行動提案をしますので、それぞれにトライしてみましょう。
- WORK② 「恐れ」のワークで気づいた点が多かった方は、それを日常生活に生かしてみましょう。講座中に具体的な「恐れのマネジメント」への行動提案をしますので、それぞれにトライしてみましょう。
- WORK③で学んだメインチャクラの導き方を使って、あなたの家族や身の回りの人たちのメインチャクラを調べてみましょう。なるべく多くの人を調べてもらって、次回の回答編ではあなたの周囲のチャクラエネルギー相関図をつくりましょう。
- HOMEWORKで、気づいた点や質問がありましたら、フォームにしたがってお送りください。1週間後の質疑応答編にてお答えします。(すべてにお答えできるとは限りませんのであらかじめご了承ください)
*質問は5/25(水)午前中までの受付となります。
【後編】
5月27日(金)心理学WORK回答編
WORKS回答編では、PART.1~PART.3までのテーマで、1週間でトライしてもらったことへの回答を行なっていきます。認知行動療法の概要、および、チャクラ心理学のエネルギー行動療法についてお話します。
13:00~ PART.1
「怒り」と「恐れ」と人生と
- 怒りが人生に起こすこと(怒りと脳/アンガーコントロールの効能)
- 恐れが人生に起こすこと(恐れと脳/恐れのマネジメントの効果)
13:40~ PART.2
「認知行動療法」とは?
- 認知行動療法の成り立ち
- 自動思考、スキーマ、コアビリーフとは?
- 10個の認知のゆがみについて
14:20~ PART.3
チャクラ心理学のエネルギー行動療法
- あなたの身の回りのチャクラエネルギー相関図をつくろう
- 人間関係アプローチによって、あなたの「理想」と「現実」の統合を行なう
15:00~
終了/休憩随時
(本編動画は、1週間、録画視聴できます)

受講料
- 単発受講:
各回30,000円(税込)
講義内容のパワーポイント資料&心理学WORK資料付
*資料は講座後の月曜に提供されます。
PayPalでのお支払いは、手数料を含め31,080円(税込)となります。
お申込み
募集は終了いたしました。ありがとうございました。
お願い
- 今回のオンライン講座はVimeoというシステムを使って行います。オンライン講座についてはこちらのページでご紹介しております。
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