

受付は終了いたしました。ありがとうございました。
10回シリーズ受付中!!
シリーズお申込みなら、30,000円OFFです。
子どもの頃の身体記憶
僕は、ココロとカラダのつながりを読み解くカウンセリングを長年やってきましたので、特に、カラダの臓器や症状に、インナーチャイルドの影がどう影響をしているのを、追いかけてきました。まず注目したのは、
扁桃腺(へんとうせん)、
盲腸(もうちょう)、
脾臓(ひぞう)、
これらは、異常にはれてしまったりした時には、手術で切除もされてしまう器官たちですが、共通点は、免疫組織だということ。免疫細胞達が活躍するこれらの器官に子どもの頃の封印された感情が宿っていることが多かったことがわかりました。
脾臓(ひぞう)はあまり知られていないので、少し説明しますね。
脾臓は西洋医学では軽く見られていますが、東洋医学では「脾」は、非常に大切な役割を担っています。
「脾」を起因とする身体の症状には、
- 頭が締めつけられるような頭痛がある
- まぶたが重い
- 鼻の先がかゆくなったり、赤くなったりする
- 鼻血がよく出る
- 食べてもないのに唾液がたまる
- 唇が乾燥する
- 胸焼けとげっぷ
- つねに甘いものが食べたくなる
- 背骨に沿ってこりがある
- 上腕(ひじから後ろ)に力が入らない
- 背中の中央に湿疹やカサカサが起こる
- おなかがすいても食べたくない時がある
- 食べて動くとすぐに横っ腹が痛くなる
- おなかがはる
- 便秘(腸が便を運ばない)
- 便の回数が多く、軟便・水様便が多い
- 1日の尿の回数が少ない
- 足のつけ根(股間)が痛む
- 太ももにだるさを感じる
- 足の親指の巻爪
- 子宮下垂
- 月経量が多い
- おりもの(においのある)
- 膣炎になりやすい
などがありますが、これらの症状の中に、全部とは言いませんが、子どもの頃の、出し切れなかった感情、我慢して表現できなかった感情、が響いていることがあります。
「脾」の東洋医学的な経絡(気の通り道)は、脇の下や股間(足の付け根)を通っているので、ここを通るべき気の流れが萎縮すると、胸郭の動きや骨盤の動きにも影響を及ぼすこともあります。
子どもの頃の息を呑むような体験、あるいは息を潜めなければいけないような体験、不安や緊張で、足元がすくむような体験…、
足元には感情表現が強く表れるのですが、それを自制しなければならないような環境。
子ども時代に十分に、子どもとして甘えられなかった思いは、当人の記憶ではすっかり忘れていたとしても、こうしてカラダが覚えているわけですね。
5~6歳の「音」体験記憶が骨盤に
骨盤はひとつの骨ではなく、
仙骨、
腸骨、
恥骨、
寛骨などで構成されていて、
女性だと子宮、卵巣、卵管、膀胱、直腸、
男性だと前立腺、精嚢、膀胱と直腸がおさめられています。
骨盤開閉のスムーズさは、脊髄と脳を循環する脳脊髄液の循環にも大きな影響を及ぼしています。
仙骨と腸骨とで「仙腸関節」をつくり、カラダの安定性と下半身の可動性を担っています。
骨盤は、実際、胎児を抱えていた場所ですから、インナーチャイルド(幼少期の記憶、感傷)の影響が生じやすい場所のひとつです。
僕のこれまでのカウンセリングでは、骨盤がずれやすかったり、違和感や痛みを感じる人は、大きな声や大きな音に敏感に反応しやすい人が多かったです。
幼少期、とくに5~6歳のころは、聴く力を伸ばす時期ですが、この時期に、親の怒鳴り声で怖い思いが多かったり、逆に、マンション、アパート暮らしで、親に「静かにしなさい」とやたらと言われたりして育つと、
音=恐怖
でカラダに伝導して、骨盤に力が入ってしまいやすくなるのです。
5~6歳は本来は、「聴覚」の本質的な使い方を発達させようとする時期です。
骨盤にインナーチャイルドを抱える人は、もともと音や人の言葉の使い方の「違和感」にも敏感ですが、それを磨くと、逆にこちら側からは、抑揚のある話し方や声かけ、音楽的才能などで人を癒す力を開化することができます。
子どものカラダ発達曲線
上の図は、「スキャモンの発達曲線」という有名な研究です。
子供の器官の発達は、よく調べてみると、器官によって成長のスピードが違うのです。
これは出産時の状態を0%、成長の到達年齢(20歳)の状態を100%として各器官の重量変化を計算してみると、発達の4つの型が現れるという法則です。
①の神経型(神経型とは脳、脊髄、頭部 など)は、乳幼児期にめざましく発達します。大人の脳重量は、1200~1400gですが、新生児の脳重量は370~400g。
この時点で大人の25%です。2歳になると大人の50%になり、6歳には90%、10歳では95%となります。神経型の発達は早い段階で大人の水準に達します。
11歳前後は「神経的な」達成点です。
②のリンパ型(胸腺やリンパ腺など)は、これが極めて独特な急成長曲線を描きます。7歳で100%、12歳近くで200%です。大人の2倍にもなるこの年齢の時期は免疫機能が もっとも活発に働いていることを意味しています。
12歳前後は「免疫的な」ピーク点です。
③の一般型は、頭部を除く、身体全体の重量の計算です。心臓、肺、骨、筋肉などを含みます。一般型は2つの波で構成されています。一波目は、胎児期から新生児期にかけての急な発達。その後はゆるやかな線となり、二波目は、13~14歳頃から生じます。この第二波の発達には性差が大きく現れます。
9歳頃から12歳頃までは女子の方が先に急増しますので、同年代の男子より女子の方が背が高くなることがよくあります。これを「交差現象」をよびます。
13歳前後は「性的な」 転換点です。
④の生殖型では、卵巣、精巣を含みます。生殖器官は男女ともに生まれた時から12歳頃までほとんど変化はありません。小学校5~6年頃から生殖機能が増大し始め、14歳頃から急激にカーブを描き、一気に完成していきます。これを「第二次性徴期」ともよんでいます。
14歳前後は 「性的な」上昇点です。
胸腺=インナーチャイルド中枢
さて、胸腺です。
上の②のリンパ型の中心=胸腺は、胸のど真ん中に位置する、免疫中枢です(乳腺とはちがいますよー)。
血液細胞達は、赤血球も、白血球も、血小板もまず骨髄でできるのですが、そのうち白血球の一部が、胸の真ん中の胸腺まで移動し、ここで増殖するのです。胸腺は、免疫学校。未熟な免疫細胞たちは、ここでさまざまに学び、免疫能力を習得します。
ところで、胸腺と言えば、第4チャクラです。チャクラは、7つあって、下から順に数えていきますが、第4チャクラは、下から数えても上から数えても4番目の真ん中。上下の真ん中。そして、左右の真ん中、前後の真ん中。まさに、自己の中心に鎮座しているのが、第4チャクラであり、胸腺(=免疫学校)なのです。
ところが、この胸腺、思春期まではすくすく育ち、増大を続けますが、ピークを過ぎると、退縮して脂肪組織に置換されていきます。
胸腺の重さは、誕生時の重さは約10gくらいで、思春期には最大35gまで成長し、その後、加齢とともに衰え、40歳代には15gほどになってしまいます。
思春期までにカラダのサイズは大人と同じくらいまで成長しますが、胸腺はまるでそのカラダがピークまで成長したときの「ど真ん中」を見極めるようにいっしょに成長し、そこからは、だんだん縮んでいくのです。
カラダにとって、免疫にとって、上下、左右、前後、カラダのど真ん中を見極めるというのはとても重要なことなのです。
スキャモン曲線で示したように、リンパ型の胸腺は7才と12才で急激なカーブで成長するのが普通な中、ちょっと、まさに胸が痛む切ないデータがあります。
それは、法医学で最近分かってきたことですが、親や同居者からの虐待で死亡した子供たちの、半数近くで、胸腺が萎縮していたという事実です。
虐待までは行かずとも、子ども時代に受けるココロの傷は、まさに胸のど真ん中、胸腺を縮ませる、ということ。
ぐーんというカーブ曲線で発達が必要な時期に、逆に、萎縮してしまうことは、いったいどんな作用を大人になった私たちにもたらすのでしょうか。
胸腺の発達と、免疫機能と、インナーチャイルド…おのころ独自の考察と、癒しの瞑想ヒーリングをお送りしたいと思います。
講師
おのころ心平
一般社団法人自然治癒力学校理事長。ココロとカラダをつなぐセルフケア・カウンセラーとして、28年、3万件以上の実績をもつ。「その人のものの見方・とらえ方がカラダに与える影響」をベースに、心理療法と解剖学・生理学を結び付けた独自の自然治癒力解放メソッドを開発。2008年、一般社団法人自然治癒力学校を開校し、これまでの経験やセルフケアに関する知識を講座やワークショップとして全国展開。多くのセラピスト、代替療法家、教育者、医療従事者への指導を行う。著書に、『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち』(主婦の友社)、『最強のココロ整理術ibマッピング』(マガジンハウス)、『元気のしくみ』(さくら舎)など26冊。おのころ心平オフィシャルブログ【ココロとカラダの交差点】は、月間60万アクセス。おのころ心平オフィシャルFBは、読者数約5万。数多くの著名人がセルフケア情報として活用している。
本編スケジュール
1月12日(水)LIVE 13:00~15:00(2時間)
13:00~13:27 インナーチャイルドとは?
(3分休憩)
13:30~13:57 免疫器官からの日常の困った症状とは!
(3分休憩)
14:00~14:27 骨盤に残った子供の頃の思い
(3分休憩)
14:30~15:00 胸腺と自己免疫異常
おのころヒーリング瞑想動画
「インナーチャイルドの癒し」(15分)視聴スタート(~2週間)
【質問募集期間】本編終了後~1月17日(月)午前中まで
自己免疫異常、扁桃腺やのどの不調、骨盤の違和感、脾臓から生じる症状(上記の本文参照)などお困りの症状についての質問を募集します。
*時間の都合上すべての質問にお答えできるとは限りません。
質疑応答編スケジュール
1月19日(水)LIVE 13:00~15:00(2時間)
13:00~13:27 Part.1
(3分休憩)
13:30~13:57 Part.2
(3分休憩)
14:00~14:27 Part.3
(3分休憩)
14:30~15:00 Part.4
1月単発受講 申込フォーム
【内容】
- 1月12日(水)本編LIVE&1週間の録画視聴
- 1月19日(水)質疑応答編LIVE&1週間の録画視聴
- おのころ心平ヒーリング瞑想動画(2週間視聴)
- 15,000円(税込)
受付は終了いたしました。ありがとうございました。
お願い
- 今回のオンライン講座はVimeoというシステムを使って行います。オンライン講座についてはこちらのページでご紹介しております。
- 受信可否設定をされている方は
申込フォーム送信前にcustomer@naturepower.jpを受信可能設定にしてからお申込ください。 - フリーメール(Hotmail Gmail Yahoo)などは迷惑メールボックスに入りやすくなっております。
携帯各社のメールアドレス(@ezweb.ne.jp,@docomo.ne.jpなど)、AOLのアドレスは確認メールを受信できない場合があります。
その際は、お名前、お申込みの講座名を明記し、customer@naturepower.jpまでお問い合せください。 - 期限内にお振込みができない場合は、期日前に必ずその旨ご連絡ください。
- お申込みはお一人様ごととなります。複数名で視聴の場合は、人数分のお申込みをお願いします。
- 本セミナーをお申込みの方には、 毎日のセルフケアにお役立ていただけるメルマガに登録させていただきます。
- ご入力いただいたメールアドレス宛に、自然治癒力学校主催のセミナー情報を送付させていただくことがあります。

【おすすめ】
セルフケア情報が毎朝届く
メールマガジンを登録しませんか?
毎朝8時にお送りするメールマガジン『日常セラピー』。
1、15日はおのころ心平が執筆しております。
ご登録がまだの方はぜひご登録を