
おはようございます。
新潟で【オキシトシン】や【触れること】
について発信しています。
理学療法士の高野です。
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現代人の生活は
病気か健康かという「0」か「1」の二者択一の
デジタル思考に慣らされるようになって、
その間の関心が薄くなってしまいました。
「0」か「1」の間には無限の小数点以下があります。
実際、私たちはその小数点以下を
それぞれの個性として生きています。
引用 『ゆるすいっち。』 おのころ心平著
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おのころ先生の文章は
ブログや著書などでたくさん読んでいますが
(皆さんもそうでしょうね)
冒頭の文章。
大好きで何度も読んでいます。
ココロとカラダの健康を考える時、
大きなヒントを与えてくれるからです。
本日はそんなお話。
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◆◇ ゆらぐココロとカラダ◇◆
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ココロとカラダとは
揺れ動くもの。
『ゆらぎ』を持っているもの。
調子よい時もあれば、
あんまりの時もある。
元気な時もあれば、
すっごく落ち込んだり、
なんだか気分が晴れない時もある。
自然と笑顔になれる時もあれば、
頑張らないと笑えない時もある。
そこにこそ、ココロとカラダが
健康であることの証拠があります。
【ずっと元気でいる】
【ずっと不機嫌でいる】
こういう状態は
どこか不健康さが漂います。
病気なんてしたことないと豪語していた人が
ある日、突然大きな病気になる。
「あんまりカラダが強くなくてね」
そう言っていた人が
大病せずに暮らしている。
そんなことがよくあります。
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◆◇あ~。今こっちに揺らいでいるのね~◇◆
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ここで大事なのが
マイナスへのゆらぎ。
それがないと、
カラダを大事にしよう、なんて思いもよらない。
落ち込んでいる人の気持ちなんて
想像できない。
一度強いストレスが加わっちゃうと、
もう押し戻せない。
だから、
病気やカラダの不調を抱えている自分、
不機嫌な自分、
イライラする自分。
そんな自分に罪悪感をもったり、
無価値観にかられたり、
必要以上に自分を責めたり、
そんな必要は全くないということなんです。
1に近い時もあれば0に近い時もある。
それが個性なんだ。
そしてそれはバランスをとって
今この時も揺らいでいるのです。
「あ~。今こっちに揺らいでいるのね~」
そんな感じで自分を客観視できたら
ナイスですよね。
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◆◇ ゆらぐ自分に気づくセルフタッチ◇◆
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セルフタッチで自分を客観視する方法です。
超絶に簡単!
1)座位or立位で目を閉じる
2)頭の位置を高くするイメージをもつ
3)胸の真ん中(胸骨)を上から下まで、ゆっくりとした速度で5回撫でおろす
4)左手を胸の真ん中、右手をお腹に当てながら3回深呼吸する
自分の手の暖かさを感じながら、
どうぞお試しあれ。
高野義隆 理学療法士
フィジカルセラピスト。 触れることを通じて、他者への信頼感や安らぎを生み出すホルモン:オキシトシンの分泌を促し(オキシトシン・マッサージ)、身体のケアからココロのケアまでを行っている。
◆ブログ 【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】
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