
おはようございます。
カラダとココロをやわらげる
やわらぎ ゆきこです。
カラダをヒカリに戻すこと、
ありのままの自分に目覚めることをお手伝いしています。
自分を信じて、ありのままの自分を許すと、
本来の自分に目覚め、戻ってゆく。
すると、カラダはヒカリに戻ってゆきます。
そんなボディーワーク&セッションを
お伝えしています。
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先日、同居していた主人の父が
旅立って逝きました。
数えで100歳の大往生でした。
去年11月に長年連れ添った妻を見送り
気落ちしていましたから、
早く妻の元へ行きたかったのでしょうね。
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◆◇ 毎日がデンジャラス&サバイバル!! ◆◇
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母の看取りは“静”でした。
介護に慣れない私たちが大騒ぎしていた感はありますが、
母は、自分の状態のすべてを受け入れ
静かに旅立っていきました。
それに対し父は“動”でした。
自分の状況を受け入れることを拒否しているかのように、
最後まで努力し続けました。
動かないカラダを何とか動かそうとしたために、
ベッドから滑り落ち、襖をけ破って転げ落ち、
父がどうなっているのか
ハラハラ ドキドキしながら 父の部屋を覗いていました。
そして、父は私たちを夜も昼も関係なく
「おーい、おーい」と呼び寄せました。
最初は父がどうなっているのか心配で
大急ぎで飛んで行きましたが、
何日か過ぎてくると、だんだん腹が立ってきました。
このことはブログでも書いていますので、
ご興味のある方はご覧くださいね。
アメブロ「目覚めのとき」
「この くそじじぃ、と思わせてくれた」
https://ameblo.jp/kannonn14/entry-12358889373.html
そして、旦那さんにも
「この くそじじぃ って思っちゃったんだよね」と話したら、
旦那さんは「それでイイんだよ」と意気投合して、
二人で「父の欲求に最後まで つき合おう」と
意気が高まりました。
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◆◇ 男子の尊厳 ◆◇
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今年の1月に父の介護認定をお願いし
審査をしていただいていましたが、
その時に父が、声高らかに言っていたのは、
「トイレに自分の足で行くことは、
男子の尊厳でアリマス!」
戦争当時は中隊長をしていたせいでしょうか、
なぜか軍隊調の話し方になっていました。
その言葉通り、
父は亡くなる4時間前まで、
トイレへ自分の足で行こうとしていました。
「おーい」と呼ばれ駆けつけると、
「トイレに行きたい」
旦那さんと二人がかりで立ち上がらせて、
両側から支えて
トイレへ行っていました。
トイレに行っても、
流動食もお水も飲込めなくなっていたで
尿も出ない状態でしたが、
それでも尿意を感じるのか
日に何回もトイレへ通いました。
亡くなる2日前からは
立ち上がるだけで精一杯でしたが、
それでも、トイレへの欲求は激しく
日に10回以上も立ち上がっては座り込むを
繰り返していました。
お父さん、そんなにも早くに
自分のカラダを燃やしつくしたいの?
そう思いながら、旦那さんと一緒にサポートしていました。
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◆◇ ここで寝てても イイだろう? ◆◇
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食事も水分も取れずにいましたし、
足の痛みを緩和させるための
麻薬系の痛み止めを使用していたので、
父は意識が朦朧としていたと思いますが、
ふと、精神が清明になる時があるようでした。
そんな一瞬の時のことだったと思います。
「おーい」と呼ばれて布団を整えていたら
ふと 父と目が合いました。
すると父は
「僕は ココに 寝ててもイイんだろう?」
と私に問いかけたのです。
ドキっとしました。
私は「父の全存在」を、問われているように感じたのです。
「もちろんです。
ここで寝ててください」と私が答えると、
父は安心したようすで、
そのまま ふわりと眠入ってしまいました。
父の問いかけに躊躇なく答えられて良かった~。
そう思うと共に、
この質問は、誰もが、
「誰か」にしたい質問ではないかしら
と感じました。
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◆◇ 私は ココで 生きていてもイイ! ◆◇
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若い頃の私は、どんな所へいっても、
どんなグループに入っていても、
なぜだか自分が異端な感じがして
孤独感と阻害感を味わっていました。
今思い返せば自分が、
誰にもココロを開けずにいただけだった、
と分りますが、
その当時は
「私はココに居ていいんだろうか?」と
シリアスに感じていました。
そして、誰かが「ココに居てイイんだよ」
って 言ってくれることを期待してました。
でも誰も、私に言ってはくれませんでした。
(見た目には皆と仲良くしてたから
わざわざ言う必要もないと思われてたかも)
それは、それで良かったんだと思います。
それは自分自身で決めることだから。
私は、ココに居てイイ。
私は、ココで生きててイイ。
って決めるのは自分。
いま、以前の私と同じように、
イマ、ココに居る不安を感じている方、
どうぞ自分に言ってあげてくださいね。
わたしはココで生きていてイイんだよ。
この皆と一緒に居てもイイんだよ。
この地球に生まれて良かったね、ってね。
逆に「本当は一緒に居たくない」って感じたら、
自分から スッと離れてもイイんだよ。
すべて自分で決めていいんだよ~ヽ(^。^)ノ
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今日も 私の物語を読んでくださって
ありがとうございます。
やわらぎゆきこ あんま・指圧・マッサージ師 ゆる体操指導員
「女神のデコルテ」主宰・ディクシャギバー。モダンバレエをきっかけに、デコルテまわりをひらくことでココロをひらき幸せになってゆく「女神のデコルテワーク」を考案。
現在はココロとカラダだけではなく、タマシイまでも丸ごと含めて癒す「ありのままのわたし」で生きることを伝えている。
◆ブログ http://ameblo.jp/kannonn14/
◆facebook https://www.facebook.com/yukiko.kasiwazaki
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