
井本整体 人体力学体操指導者
からだデザイン研究所代表
いちい葉子です
今日で2月もおしまい
少しずつ明るい日差しが心地いいですね
春めいた気分になると
ついつい春のファッションを
先取りしたくなり・・・
でも意外と昼夜の温度差が大きくて
風邪をひいてしまう
なんてことは、この時期に良くある話
桜が散るころまでは、逆に冷え対策を万全に!
冷え注意報出ていますよ~!!
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◆◇ それもこれも『冷え』が原因 ◇◆
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からだデザイン研究所の体質改善指導のテーマは
大きく分けて
- 自律神経の乱れの改善、機能調整
- 血質・血流改善による内臓機能のアップ
この二つです
この二つに問題が起こる、機能ダウンすると
必ず起きる症状は
『冷え』です
内臓に血液が流れ難くなるのが
内臓機能低下の最大の原因です
内臓の機能が良いか、悪いかは
その内臓にどれだけ血液が流れるかで
決まると言われています
身体や精神的にストレスがかかると
動脈が縮み、血液の流れが悪い状態になります
つまり、
血圧が高くなり、異常に高い血圧が
ある程度の期間持続した状態が高血圧です
このような状況ですから
内臓機能が低下している人も
高血圧の人も
当然、身体はとても冷えた状態になります
ストレスフルな現代人の『冷え』問題が
深刻なのは仕方なく
そういった意味では
『冷え』は立派な現代病と言えますよね
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◆◇ 安全かつ有効な、湯たんぽ温熱法◇◆
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『冷え』の改善ができれば
かなりの血流改善、内臓機能のアップが
期待できるということで
みなさんにお願いしているのが
“湯たんぽ”を使った就寝時の温め
自律神経免疫治療を湯たんぽも使って行っている
青山・まだらめクリニックの班目先生によれば
「就寝時だけの湯たんぽ使用ではもったいない!」と
日中の使用も推進していらっしゃいます
先生の研究によると
湯たんぽ療法を行ったがん患者の方の
リンパ球数改善の結果が非常に良好で
症例を発表していらっしゃいます
「リンパ球の実数が平均で720個/μl程度のリンパ球減少症の患者さんに
湯たんぽによる身体の加熱・保温を勧めたところ、
2日から5日程度で、平均で1720個/μlまで改善しております
見事な効果でしたので報告しました
Biomedical Research vol. 27 (1) 45-48, 2006」
(HPより抜粋)
先生のお話によると
湯たんぽが他の温熱器具より優れている点は
- 熱量が大きい
身体を温める熱量が他の温熱器より大きいので
内臓の循環血液量を増加させやすくなり
内臓の機能が改善しやすい
- 発汗しないように温めることができる
発汗するほど温めると逆に冷える
湯たんぽは時間とともに冷めるため、
就寝時の使用の時など体温上昇と反比例するため特に有効
とのことです
また、
湯たんぽの効果を最大限に発揮させるためには
湯温と湯量がポイントです
看護師の国家試験では湯たんぽは70℃のお湯を入れ
足許から10cm離して使うこととなっています
が!!
実際にはこんな生ぬるい湯たんぽでは
身体の不調を改善させるには不適切です
先の班目先生の研究結果によれば
湯たんぽが身体の不調を改善させる効果が高いのは
熱量が大きいからなのですから、
湯たんぽは2リットル入るものがスタンダード
中に沸騰した100℃のお湯をたっぷり入れ
身体に密着させて使うから
非常に効果がでるということになりますね!
今はシリコン製の湯たんぽも
ネットでたくさん販売されています
私も生徒さんから紹介してもらった
シリコン製の湯たんぽを愛用しています
昔のカネの湯たんぽと違って
やけどの心配もなく快適です~
冷えびえした現代人の冷え対策
湯たんぽを有効に使って
自律神経の調整と血流改善
手助けしてもらっちゃいましょう!
【注釈】今回は 斑目ドクターの方法をご紹介しております。
先生はメーカーと共同開発した特殊な湯たんぽを推奨されております。
一般的な湯たんぽをご使用の際は、やけど(低温やけどもふくめ)に注意してください。
いちい葉子 整体師
からだデザイン研究所代表。女をあげる整体指導士。
ホリスティック医学の考え方をベースに、整体体操と食養生法を組み合わせたオリジナルのメンテナンス法を使い、自然治癒力を高め、美と健康を自ら創造していくノウハウを提供している。著書に『40代からの女を上げる整体学』
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