おはようございます!

かけがえのないあなたオンリーの

幸せの種を育てるお手伝い。

「人生のリニューアル」をテーマにお伝えする
幸せ人材コンサルタントの横山秋子です。

今日は1年最後の祝日、

勤労感謝の日ですね。

「勤労を尊び、生産を祝い、

国民がたがいに感謝しあう日」とされていますが、

もともと新嘗祭(にいなめさい)という

五穀豊穣を感謝するお祝いが、

この祝日の由来といわれています。

新嘗祭は古くから天皇家に伝わる

伝統行事なのだそうですが、

戦後、GHQの考えにより祝日として取り扱わなくなり

廃止となったそうです。

「勤労感謝の日」は「新嘗祭」が廃止になった代わりに、

設けられることになった祝日。

いつも頑張っている自分や身近なかた、

そして直接知り合いではなくても

私たちは誰かの働きに支えられていることに感謝する日、

いつもより「ありがとう」を伝える日にしたいと思います。

今日もキャリアコンサルタントの視点で
ココロとカラダを整えながら
夢を叶える「人生のリニューアル」のヒントを
お伝えしてまいります。

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◆◇リセット◆◇
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人生をやり直したい40代の同級生3人が
頭の中はそのままに、女子高生時代にタイムスリップ!?

垣谷美雨の小説「リセット」を読みました。

『ぼんやりした不安と不満を抱え、

それでも平凡に暮らしていた三人の女性が、

突然、高校時代にタイムスリップさせられてしまう』

奇抜なシチュエーションですが、、

「もし、人生やり直せるなら いつから?」と

主人公たちに自分を重ねて読み進みました。

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◆◇友人の場合◆◇
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38年間の教員生活を終えた友人と、

久しぶりに神戸元町を散策しました。

本好きの友人とは

いつも最近読んだ本をシェアしあいます。

「もし、人生をやり直せるならいつが良い?」

「う~ん、海外で働いてみたかったかな~」と、

意外な返事でした。

語学を生かしたいと、

就職は商社の総合職と英語教員で迷い

結局、英語教員を選択。

もし、商社の総合職で就職していたら、

どんな人生が広がっていたのか…

38年間の教員生活は仕事もプライベートでも

いろいろなことがありました。

40代に夫が病に倒れ、

約3年間仕事と介護を両立。

ですが、2人の娘を残し帰らぬ人となりました。

当時、後輩が体調不良で休職し、

教育現場でも人手不足が続いたようです。

責任ある立場で思うように休みが取れず、

1日3回の訪問介護を利用しながら

睡眠不足と闘う日々。

弱音を吐かないのは、

おそらく「自分がやるしかない」という

覚悟からだったでしょう。

医療小説やドラマは辛い当時を

思い出すので見ないとのこと。

ほとんど話題にすることはありません。

定年後は気分の向くままバックパッカーで、

欧州一人旅を計画していましたが

コロナの影響で延期することとなり、

たっぷりできた時間は

読書三昧とカルチャーセンターで

歴史を学び好奇心を満たしているそうです。

娘たちも家庭を持ち肩の荷が下りたようで

安堵感が伝わってきます。

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◆◇私の場合◆◇
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海が見えるレストランでのんびりランチを食べながら、

「ところで、アキコさんは?」と

逆に質問されました。

やり直せるなら、いつから?・・・と、

読みながら何度も考えました。

20歳の頃、私も海外で働いてみたくて、

青年海外協力隊の説明会に

参加したことがあります。

かなり本気で日本語教師の資格が

生かせないかな~と思っていました。

ですが、応募資料を揃えかけたころに

母が交通事故に遭い、頸椎損傷。

医師からは、最悪寝たきりになるかもしれない

と言われ、目の前が真っ暗になりました。

母と兄と私の3人での生活ですから、

海外への夢も断念。

兄は公務員でアルバイトができず、

私が会社員と土日のアルバイトで

家計を助けることとなりました。

その後、母は驚異の回復力で

日常生活が送れるようになり、

最悪の事態は免れましたが。

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◆◇宿命と運命◆◇
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中国占星術の算命学では

「宿命+環境+生きざま=運命」

と、定義しています。

人間が生まれながらにして

授かったエネルギーが宿命

この宿命が

個人の性格、才能、適性、

行動パターン、人間関係、

さらに、その時々のテーマなど

人間の様々な要素を構成する

もととなります。

そして、誰もが

宿命的に授かったエネルギーを

どう使うかは自由で、

どんな環境で、

どんな生きかたをしたいのか

自分の意思で

選ぶことができるのです。

だからこそ運命は変えることが出来るのです。

+++

友人が商社の総合職として

キャリアをスタートしていたら

今頃どんな生活を送っていたのか、

また、私自身も、

青年海外協力隊に行っていたら、

どんな人生だったのか、

それは誰にも分かりません。

「リセット」の高校生に戻った

40代の同級生3人、

”未来の想い出”がリプレイされる毎日が

彼女たちの意識を少しずつ変えていきます。

そして、悩み多い元の生活に戻ることを選び、

3人は自分の思いを大切にする

未来へと舵をきっていきます。

宿命的に授かったエネルギーは以前と同じでも、

「今、どう生きるか」で、

選び取る環境や生きざまは変化します。

その結果、運命は大きく変わり、

再び新しい人生へ! 

「人生は変えられるかもしれない」から、

「人生は自分の心のもちかたで変えられる」と

勇気づけられる、お勧めの一冊です。

◆ 「人生のリニューアル」のための
今日のヒント

人生は結果ではないのです。
勝ち負けよりも
人に勇気を与えるものは
「生き様」なのです。

つまり、不幸だろうが
困難があろうが
借金があろうが関係ない。

いま、どう生きるか、
そこが勝負。

by ひすい こたろう

それでは、
今日も豊かな1日を!

◇個人ブログもぜひご訪問ください。

「人生リニューアルのヒント」~ 働く幸せ・生きる歓び~
http://ameblo.jp/vitamin-counselor/

現在、(有)ケースメソッドにてマネージャ/キャリアコンサルタントとして従事。
http://www.kaikei-soft.net/kunren/support.html
「働く幸せ」「生きる歓び」に目覚める人が増え、繋がりを大切にできる相互支援社会の実現を目指しています。年齢性別に関係なく能力開発が自信回復への近道であると実感し、夢の実現を全力でサポートしています。

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