おはようございます。
新潟で【オキシトシン】や【触れること】について
発信しています。
理学療法士の高野です。
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◆◇ 腰痛予防教室 ◇◆
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ある調査によると、
腰痛の生涯有訴率
(一生で腰痛を感じる人)は
84%となっています。
さらに、腰痛が原因で
仕事を休んだ経験のある方は25%。
4人に1人が腰痛のため仕事に行けなかった、
そんな経験があるのです。
そんな腰痛。
労災の主な原因の1つとなっています。
特に保健衛生業では
全体の3割を占めるほど
職業性腰痛が発生しているんですね。
私は5年前から
介護現場で働いている
介護士の方を対象に
腰痛予防教室の講師を、年1回しています。
呼ばれたきっかけは
その職場では
腰痛が原因で、仕事を休んでいる方が3名おり、
なんとか腰痛の労災を減らしたいという
所長からの依頼でした。
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◆◇ 2つだけは、やって下さい。 ◇◆
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腰痛予防教室。
教室開催にあたり、2つの課題がありました。
1つは介護現場の腰痛予防というと
腰に負担のかからない
『対象者の持ち上げ方』や
『移乗動作の仕方』
『介助方法』
そんな内容になるのですが
そもそもカラダの動きが不十分で
その方法が全然とられない・・・・。
そんな方が大勢いること。
2つ目は
【ストレッチや運動が大事!】
分かっているけど、
仕事終わりに、そんなことやれません
疲れちゃって。
そんな方がほとんどであること・・・・。
そこで。
教室では基本的なお話の後に、
2つの実技だけ
徹底的に・しつこくやりました。
それも毎年・毎年・毎年。
(もちろん今年も)
その2つとは・・・・・。
1.ふくらはぎのセルフマッサージ
2.内もものセルフマッサージ
これです。
1年目は皆さん。
『ギャーァ!!』という
声が出るほど痛がっておりました。
しかし、
2,3年と続けていると
本当に柔らかい状態を保つ方が
増えてきました。
まあ、お風呂上りに
2~3分やるだけですから、
結構続けられている様子なんですね。
そして、腰痛予防教室を始めてから
現在まで、腰痛による労災はゼロ!
そうなんです。
ふくらはぎ。
内もも。
ここの2か所が硬いままだと
腰にエライ負担がかかるのです。
救急車で運ばれてくるような
腰痛患者さんも
ここ2か所は、ホントに硬くなっています。
寒くなった季節。
腰痛予防のために
ぜひ、この2か所は触って
柔らかい状態を保ってあげてくださいね。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの今日に、明日に
少しでも役立てたら、幸いです。
。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。*。・゜
高野義隆 ブログ
【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】

病院で様々な患者さんとリハビリを行う中で。
『触れること』の凄さを何度も経験しました。
身体に『触れること』は,身体への気づきを生み出すだけではなく,他者への信頼や安心感を生み出すオキシトシンを分泌させます。
『触れる』を通じて,身体と心のケアサポートを行っています。
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