おはようございます。
腱引き師の矢古宇一江です。
東京、表参道の〈腱引き 一伶庵〉にて、腱引きの施術と和のカラダの使い方のセッションをしております。
「腱引き」は、筋肉や腱をあるべき位置に戻りやすくするように調整する療法です。
そして和のカラダの使い方をその人に合ったセルフケアとしてお伝えしています。
このメルマガでも筋肉についてカラダについてのあれこれを書かせていただいています。
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◆◇ 海の水の抵抗になるべく反発しない泳ぎ方 ◇◆
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この間、奄美大島に行ってきました。
奄美大島の南の端から
フェリーに乗って
加計呂麻という
海のとても綺麗な場所に再訪。
そこでガチなシュノーケル講習を
受けてきたのです。
***
もともと海が好きになったきっかけは
この加計呂麻なのです。
20年くらい前に
奄美大島在住の方に加計呂麻を薦められて
初めてシュノーケルとフィンを
宿で借りて目の前の海を泳いだ時の
感動と衝撃は忘れられません。
海の中ってこんなに豊かなの?
こんな綺麗な世界があるんだ!
何ここ楽園??
そこからハマって
様々な海に行くことになったのですが
今思い返しても最初の体験が
加計呂麻でよかったと思います。
***
天気の良い日は穏やかで温かい海。
今回も台風と台風のスキマで
天候には恵まれました。
そこで受けたガチのシュノーケル講習。
カヤックツアーや
スキンダイビングも教えている
加計呂麻のLittle Lifeの
天野さんが講師。
今までの自己流な泳ぎを
基礎から徹底的に修正してくれました。
とにかく大事なのは姿勢。
後はカラダの使い方。
何度も何度もフォームをみてくれて
細かく修正をしていきました。
***
自己流の私は
下を向きすぎていて
胸を閉じていて
膝を曲げすぎていました。
ゆっくり泳ぐだけならそれで良いけれど
ロスが多すぎて上達はしない。
修正した後は
海の中でよりリラックスして
泳ぎやすくなりました。
進む速度も速くなったし
生き物に近づく時に
なるべく嫌がられないように
音を立てないで泳ぐことも
できるようになりました。
なにより
素潜りの時の
泳ぎ方が変わって
前よりもちょっと長く海の中に
いることができるようになりました。
嬉しい。
沢山の小魚たちの大群の中を潜り
クルッと向きを変えて
海の中から海面を見上げた時の
キラキラのお魚たちと
光る海面。
綺麗でした〜。
***
その講習会で
腑に落ちたのは
頭の位置です。
水面に浮かんだ時に
マスクの上部が見えるくらい
顔を上げるようにと教わります。
そのやり方は
首の骨、頸椎が
グッと起きあがって
綺麗な前弯を作る位置でした。
その方が格段に
水の抵抗を減らすことができて
速く泳ぐことができるのです。
私は海の中を見たくて
つい下を向きすぎてしまっていましたが
頭を上げた方が
視界が広くなることもわかりました。
これ、日常の生活でも
同じことなのです。
***
私たちは
沢山の場面で下を向くことが
多いです。
そしてそのままの頭の位置で
歩いていたりします。
当然前は見にくいですので
背中や胸を使って反らせることで
視界をカバーをします。
そんな姿勢を続けるうちに
首や肩、腰に負担がかかりすぎて
コリや痛みを感じるようになったり
筋肉の固さや張りが
気になってきてしまうのです。
背中は丸くなり
首は前に出て
肩はいかつくなります。
顔と胸は下がってたるみ
腕は太く常に緊張気味に。
そんな望まないであろう方向に
地球の力学が働いてしまいます。
「歳のせい」と思っていたことは
普段の頭の位置を修正することで
かなり防いでいけるのです。
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◆◇ 私たちも動物のカラダを真似してみましょう ◇◆
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海の上で
浮かびながら
前を見る姿勢は
4つ足の動物たちの姿勢とかぶります。
犬や猫たちは
四つ這いで前を向いています。
これを真似してみましょう。
***
まず鏡で今の状態をチェックします。
股関節からカラダを前に倒して
両手はダランと垂らします。
深めに前かがみになったら
その姿勢のまま上を見ます。
無理はしないで
でもできるだけ上を向いてみる。
その時に頚椎は綺麗に前弯になります。
カラダを前に倒しているので
胸椎は後弯になりやすくなっています。
そのままの頭の位置で
起き上がります。
そこが頭のベストポジションです。
鏡を見てみてください。
首が先ほどよりも
スッキリと長くなっていたら
良い感じです。
かなり後ろすぎる!
と思ったとしたら
普段頭もカラダも
前に行きすぎているのかもしれません。
***
普段スマホやノートパソコンを見る時は
下を向いていることが多いと思います。
途中で少しでも反対の動きを
してあげると良いのですが
その時にカラダを前屈みにして
上を向いてみると
さらに首に優しい動きになります。
ぜひぜひ取り入れてみてください。
***
地球の上に生まれて暮らす私たち。
反発すると疲れます。
和をもって
優しく地面に触れるには
頭の位置が大事なのだと
腑に落ちた
シュノーケルトレーニングでした。
***
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未来へのギフトになるような小さな習慣自分の体の慈しみかたをクリエイトする腱引き師。
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