
病院で様々な患者さんとリハビリを行う中で。
『触れること』の凄さを何度も経験しました。
身体に『触れること』は,身体への気づきを生み出すだけではなく,他者への信頼や安心感を生み出すオキシトシンを分泌させます。
『触れる』を通じて,身体と心のケアサポートを行っています。
おはようございます。
新潟で【オキシトシン】や【触れること】について
発信しています。
理学療法士の高野です。
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◆◇ 祭りの後のゴミ ◇◆
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9月になると思い出す
ロックバンド・RADWIMPSの歌に
こんなのがあります。
***
夏がちらかしてった心を
僕は紡ぐよ
さぁいざ行こう
そう今だから
この声だから
響くセプテンバー
『セプテンバーさん』 RADWIMPSより
***
夏ってドキドキ・ワクワクします。
ワイワイしたくなっちゃいます。
少しだけ、浮かれちゃいます。
薄着になります。
熱を外に出すように
ココロもカラダも少し開放的になります。
でもね、その後の
『夏の終わり』って少し
もの悲しさとイコールみたいになります。
そして
やっぱり祭りのあとって
出るんですって、奥さん。
ゴミが。
だからこそ、夏が散らかしていったものを
掃除しながら、少しずつ紡ぐ作業が
セプテンバーには必要となるのです。
それは
ココロにとっても
カラダにとっても
重要なことだと、考えられるんです。
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◆◇ 肺と腸 ◇◆
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東洋医学の考え方では
秋は外界との境界線を作る季節です。
表面を引き締めながら
いらないものをどんどん出していく季節。
まさに、掃除の季節。
カラダでは、肺と腸が
外界と接触しています。
肺には外気が
腸には食べ物が
入ってきます。
肺と腸はリンパ管が豊富。
人体で最大の免疫器官です。
外気や食べ物に混じって入ってくる有害物が
カラダの内側に入ってこないように
外に排泄する、
防衛の役割をしているのです。
秋に、肺と腸が元気で
しっかりと排泄することができたら
カラダの免疫力も向上し
冬に向けての
体調維持に効果的であります。
だから、セプテンバーでは
カラダを紡ぐような
肺と腸へのケアが大事なんです。
具体的には
・皮膚に刺激を入れるマッサージ
・お腹を温める
・胸を広げて、ゆっくり深呼吸
・しっかり睡眠をとる
などなど・・・・。
セプテンバー
さあ、これから始めましょう。
↓ ↓ ↓
【お腹のオキシトシン・マッサージ】
1.丹田あたため
:おへそから3横指下の丹田に両手を置いて『じわー』と温めます。
:呼吸を丹田に集めるようにゆっくりおこないます。
:これだけでお腹が暖かくなる方も。
2.全体を揺らすようにマッサージ
:お腹全体をまんべんなく揺らします。『ふるふる』っと。
:硬いところや冷たいところは特に入念にやります。
:揉んだり、引っ張ったりせずに『揺らすこと』を重視します。
3.横隔膜マッサージ
:肋骨の下に指を軽く入れて、内から外へさする様にマッサージします。
:丸まった姿勢や浅い呼吸によって、横隔膜は硬くなっています。
:痛みを我慢せずにかる~くやりましょう。
【境界線をしっかりと作ること】
これは、自分自身を大切に感じられるようになって、
自信にもつながっていきます。
良い秋を。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの今日に、明日に
少しでも役立てたら、幸いです。
。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。*。・゜
高野義隆 ブログ
【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】
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