こんにちは!

かけがえのないあなたオンリーの

幸せの種を育てるお手伝い。

「人生のリニューアル」をテーマにお伝えする
幸せ人材コンサルタントの横山秋子です。

山の日(8月11日)に

17歳10か月ともに過ごした

愛犬のパピが天に還りました。

人間なら90歳を超える大往生でした。

ここ1か月くらいは

体重がみるみる減っていき、

亡くなる数日前から、

水しか口にせず、

8月11日10時20分、

静かに息を引き取ったのです。

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◆◇天に還る日を決めている◆◇
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前の晩に危篤を知らせておいた息子が

始発の新幹線で帰宅。

最期には間に合わなかったけれど

まだ温かいパピを

抱くことができました。

人や動物は、

天に還る時期を決めていて、

亡くなる49日前頃から、

その準備をするそうです。

 こんにちは。幸せ人材コンサルタント 横山秋子です。  昨夜は変容をうながす皆既月食&スーパームーンでしたね。 月食の前後は人生の転機になるようなことが起こり…

夕方には東京に戻らなければいけない

という息子と火葬場まで行き、

一緒に見送ることができました。

私は明日からお盆休暇。

パピは一番良い日を選んで逝ったようです。

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◆◇母の形見◆◇
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 パピは母の形見でした。

兄家族との同居がうまくいかず、

一人暮らしを始めた母を

元気づけたいと思い、

息子とペットショップへ。

大きい耳が特徴のパピヨンですが、

片方の耳が折れ曲がっていたせいか

「特別価格!」と目に留まったのが

パピとの出会いです。

元気いっぱいで散歩が大好きなパピ。

近所の子どもやお年寄りにも

可愛がってもらいました。

そして、成長するにつれ、

折れていた耳も

ピンと立つようになっていったのです。

「ひっきりなしに人が出入りするから

疲れるわ〜」とボヤきつつ

母はとても嬉しそうでした。

ところが、

ある日 パピを連れて

ゴミ出しに行ったところで転倒。

大腿骨を骨折し、

手術することになったのです。

母は、このケガをきっかけに

愛車の原付バイクにも乗れなくなり、

パピの世話も困難になりました。

屈めず抱くこともできなくなったので、

結局、私が引き取ることに。

そして、今の環境での自活は難しいという

問題に直面し、母が入院している間に

新居を探すことにしました。

新居の条件は、

生活圏が大きく変わらないことと、

私が毎日立ち寄れることです。

そんな好条件の物件は

なかなかないだろうと覚悟していたのですが、

不動産屋に問い合わせたところ、

その事務所が入っている

駅前マンションの1階が

空いたばかりでした。

条件を満たすのは唯一この物件だけです。

事後報告でどんどん話を進めていくので、

日を追うごとに不機嫌になる母。

薄情とか冷たいとか言われても、

そうすることが母のためだと信じ、

手続きを進めました。

退院後、すぐに新生活ができるように 、

古い長屋の3Kから

2DKのマンションへの 引っ越しを、

すべて私がやらなくてはなりません。

30年以上ため込んだ荷物の

「生前整理」

思い出を振り返りながら

母と一緒に片付けできるのが

理想と分かっていても、

母に相談していては

作業が進まないため、

独断でするしかなかったのです。

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◆◇恵みの雨◆◇
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古い長屋の3Kは、

収納スペースが大きく、

子ども3人の姉家族が

泊まったときの布団や毛布も

20年前のまま。

買い物が大好きで

「安物買いの銭失い」の母。

値札がついたままの服が

窮屈そうにタンスや

衣装ケースに押し込まれています。

自分は飲めないのに

梅酒づくりが好きで

何年分も作りおいていました。

大量の ゴミを前に

途方にくれましたが、

ゴミをださなくては

足の踏み場もありません。

どうがんばっても

ひとりでは間に合わなかったので、

市のシルバー人材センターに、

男性3人の派遣を依頼しました。

センターのおじさんたちは

家に入るなり、

「ひゃあ~すごいなぁ~」

好天が続くなか、涼む場所もありません。

「すみません。よろしくお願いします」と

祈るような気持ちで黙々と作業しました。

また、冷蔵庫の引き出しを洗いたくても、

流しも風呂場もゴミ袋を積み上げていて

使えません。

土砂降りの雨が天の恵みでした。

冷蔵庫の引き出しや、汚れものを

表に運び出し雨水で洗えた時のうれしさは

今でも忘れられません。

今まで自然災害に

遭遇したことがない私にとって

貴重な体験になりました。

ゴミ収集日に合わせて

出した数は、45Lゴミ袋が

100個近くにもなったのです。

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◆◇母の思い◆◇
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「勝手になんでも捨てんといて!」と、

母から何度も念を押されました。

物理的に捨てなければ入りきらない、

と説明しても理解は得られませんから。

聞き流すしかありません。

私は疲れ果て、

思い出の品を見ても感傷にひたる暇もなく、

どうにかこうにか

母の退院前に引っ越しを済ませる

ことが出来ました。

退院した母は、私の

顔を見れば文句タラタラです。

「大事な○○を勝手に捨てられた」と

電話で親戚に訴えていました。

「報われないなぁ~」と泣きたく

なりましたが、仕方ありません。

実際に生活すると、

不便さがあちこちにあり、

足の不自由な高齢者が

安心して過ごす環境を整えるには

根気と優しさと想像力が必要です。

それでも、

駅近で友人が買い物ついでに

寄ってくれるようになり

母にも笑顔が増え

やっと生活が落ち着いてきました。

私も出勤前に様子をうかがうことができ、

結果、オーライ!と

思えるようになったのです。

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◆◇遺品整理◆◇
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今、振り返ると
3Kの長屋から2DKのマンションへの

引っ越しが、初回の生前整理でした。

母が荷物を片付けられなかったのは

モノのない時代を生き抜いた

「勿体ない」という気持ちと

「思い出の数々」

その品々と向き合い、

気持ちの整理をする時間を

もたせてあげることが出来ず、

母の心に寄り添えなかったことに

悔いが残ります。

その2年後、認知症がすすみ

サ高住に転居したときが

2度目の生前整理になりますが、

認知症が進んだ母は

感情が安定し

朗らかになっていたことが

初回との大きな違いでした。

会いに行くと、

満面の笑みで迎えてくれて、

どんな些細なことにも

「ありがとう~」

何十年分(?)もの、

ありがとうシャワーは

私をとても幸福にしてくれました。

それから2年後、

母が逝って施設を出たときは、

寝具や押入れ収納グッズを

必要とする方にもらっていただいたので、

持ち帰った遺品は仏壇だけ。

あっという間に片付きました。

あれから5年、

パピが母の元へ旅立ち、

最後の遺品整理を終えました。

泣きたかった

引っ越し作業も懐かしく、

たくさんの思い出が

温かく呼び覚まされ、

すべてをやさしく彩ります。

あちらの世界で

パピとの再会を歓んでいる

母の笑顔が目に浮かぶようです。

◆ 「人生のリニューアル」のための
今日のヒント

人の生涯と家の痕跡は、共に使い尽くして

軽やかに消えるのが願わしい姿だろう

       曽野綾子 (作家)


それでは、
今日も豊かな1日を!

◇個人ブログもぜひご訪問ください。

「人生リニューアルのヒント」~ 働く幸せ・生きる歓び~
 http://ameblo.jp/vitamin-counselor/

現在、(有)ケースメソッドにてマネージャ/キャリアコンサルタントとして従事。
http://www.kaikei-soft.net/kunren/support.html
「働く幸せ」「生きる歓び」に目覚める人が増え、繋がりを大切にできる相互支援社会の実現を目指しています。年齢性別に関係なく能力開発が自信回復への近道であると実感し、夢の実現を全力でサポートしています。

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