おはようございます。
やわらぎゆきこです。
「若返る」と決めた私。
やってみなくちゃ分からない。
なら、やってみよう!
私のココロの羅針盤が指し示す
「若返り」への挑戦の物語。
さて今日は、
肋骨の「若さ」と「老化」
そして、「若返り」のお話です。
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◆◇ 肋骨は肺を動かしている ◆◇
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コロナ禍が始まった2020年5月に、
私は肋骨を5本骨折してしまいました。
肋骨は、非常に柔軟な骨です。
肋骨には
内肋間筋、中肋間筋、外肋間筋の
3層の筋肉がついています。
(その他にも多くの筋肉が付着していますが
胸郭そのものを動かす筋肉として)
この3層の筋肉が肋骨を
縮めたり膨らませたりすることで、
横隔膜と協力しあって
肺を萎ませたり膨らませたりして
私たちは呼吸しています。
肋骨の動きが悪くなる、ということは、
肺の働きが悪くなるというコト。
それは、体内への酸素供給を
低下させてしまう、というコト。
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◆◇ 高齢者は小刻み呼吸 ◆◇
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私はこれまで高齢者施設で、
カラダをゆるめる体操を
指導してきましたが、
そこで気づいたことは、
高齢者の皆さんの、肋骨の動きが
非常に悪いことでした。
肋骨周囲が固まって、
鉄板で出来た箱のように
なっている方がほとんどでした。
ですから私は、教室の最初の回に
「肋骨は何本あるか知っていますか?」
と、クイズを出すようにしています。
答えは、左右合わせて24本。
それによって、胸郭が一つの箱
ではなく、24本もの肋骨が、
胸椎や胸骨と関節していて、
膨らんだり縮まったりすることで、
横隔膜と協力し合って
肺が呼吸するのを助けているのだと
お知らせしています。
高齢者の方々のほとんどは、
肋骨の動きが悪くなっていますので、
肺の動きも悪くなり、体内への
酸素供給量も減ってしまいます。
それを補填するために、みなさん
浅く小刻みな呼吸になったり、
酸素を節約するような
カラダの動し方になっちゃうのかなぁ。
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◆◇ それは、絶対にイヤ! ◆◇
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さて、肋骨を骨折した私ですが、
胴体にコルセットを巻き、
3か月間安静にしていました。
その間、起きていても寝ていても、
肋骨が痛まぬよう、骨がズレないよう、
出来るだけ動かないように心がけ、
呼吸も浅く小刻みにしていたようです。
「骨がくっつたので
少しづつ動かしてもイイですよ。」
とのお医者さんからの言葉で、
さっそく動かし始めましたが…
ズー―と動かさずに来たために
私の肋骨は動かなくなっていました。
骨折まわりの癒着もあったでしょう。
動かしてはイケナイ!
という強い思いも重なって、
すっかり固着してしまったようです。
私も、立派な高齢者呼吸。
あーーーー!
こんな呼吸で生き続けるのはイヤだ。
それは、絶対にイヤ!(; ・`д・´)
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◆◇呼吸はイノチの基本◆◇
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生きるための基本は呼吸です。
健やかに生きてゆくために、
なんとしても、気持ちよい
深い呼吸を取り戻さなくては!
そのためには、まず
肋骨の柔軟性を取り戻そう!
ナニか運動をしよう…
楽しくカラダを動かしたい。
そうだ!
10年間お休みしていた
バレエのレッスンを再開しよう。
そう思って、さっそく
ヨガの自習を再開しました。
ヨガを始めて愕然としました!
肋骨周囲の癒着・固着は思った以上で、
左右差が大きくなり、
カラダ全体が引きツレています。
骨折は、カラダの動き全体を制限し、
固め、歪めていたのでした。
肋骨の引きツレは動かすと痛いし、
その痛みは、恐れを誘発しました。
しか~し、そこは年の功で、
慌てず、騒がずゆっくりと
カラダと相談しながら
ゆるめてきました。
そのせいで、引きツレが治るまでに
1年もかかってしましました。
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◆◇ 呼吸が若返る ◆◇
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高齢者施設で、ゆる指導してると、
80代の方でも肋骨はゆるんでゆきます。
最初は「鉄板の箱」のような方でも、
時間はかかりますが、徐々にですが
確実にゆるんでゆきます。
肋骨まわりががゆるんでくると、
呼吸が楽そうになってゆきます。
表情も明るくなってゆきますし、
お肌もワントーン明るくなって
若々しくなってゆきます。
動ける肋骨になったというコトは
肋骨が若返ったということ。
肋骨が若返ると、呼吸も若返って、
お顔も若返ってゆく。
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◆◇ 若返りの呼吸法 ◆◇
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このところ、
友人の雪下魁里さんに誘われて
「ゼロブレス」という
呼吸法クラスに参加しています。
その教室で教わっている呼吸法は、
古来から伝承されてきた呼吸法を、
雪下さんのご自身の体験を通して
ブラッシュアップしたモノです。
その呼吸法で、私の肋骨が
さらに柔らかくなってきました。
この肋骨の柔らかは、
(あくまでも私の主観ですが)
私の小学生だった頃の柔らかさに
匹敵していると感じています。
背骨の動きはまだ回復していないので、
全体的には「まだまだ」ですが、
肋骨の柔らかさだけに限って観ると、
50年分は若返っているようなのよ。
肋骨の柔軟性は「若返り」にとって
大切なことであり、必要なこと。
自由が丘教室や銀座教室の
皆さんにもシェアして
皆で若返ってゆこう (^^♪。
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今日も、私の物語を読んでくださって、
ありがとうございます。
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モダンバレエをきっかけにカラダに目覚める。「女神のデコルテワーク」を考案し、2021年に「女神のデコルテ 5つのタイプ」を出版。現在は肉体・エネルギー体・チャクラのお掃除をすることで「ありのままの自分」で生きられることを伝えている。
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