おはようございます。

松田まりです。

12月13日の日常セラピーの記事に、
https://naturalhealing-school.org/archives/57784
Wさんより
このような
ご質問をいただきました。

同じく、現金がよいの?キャッシュレスがいいの?
というご質問もよーくいただきます。

「なぜ日本人は現金が好きなのか?」

みなさんそれぞれの嗜好も併せて、
一緒に思考してまいりましょう。

【Wさんからのご質問】
いつも分かりやすく、お金さんの性格?を伝えてくださり、ありがとうございます。今回もお金って何?がとても分かりやすく解説されていて、楽しく読めます。
周囲の人に対して、『お金って何?』を敢えて質問してみると、2-3言返りますが、最後は『お金って何?』と考えこんでしまう方がほとんどです。

globalな世界では、cashless な通貨の使い方もますます発展している様子。
そんな中、日本では未だ現金払いが多いかなと、特に外出すると感じています。
なぜ日本人は現金好きなのか?クレジットやネット上での交換が定着していかないのか。こんなに便利なのに、ポイント付くしお得で使わないの?と思うシーンに出会います。

これは世代間の差もあると思うのですが、松田様のお金の専門家として、この現象をどの様にご覧になっていますか?教えていただきたいです。
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◆◇お金の動き、いまいくら?◇◆
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私は普段の暮らしの中、
現金を使うことはほとんどありません。

常時お財布には
5万円ほどのお金が
入っておりますが

そのお金がお財布から旅立つことは
月に数えるほどでしょうか。

これは、
私がお金の専門家ということも手伝って
プライベートのお金の動きを
自動的に可視化して
分析できる仕組みとしていることと

ビジネスのお金は、
記帳を簡単にするために
ほぼ現金を使わない流れにしている
ということが大きな理由です。

ただし、
そんな私であっても
現金を多く使うシチュエーションがあります。

それは、
地方出張に行った時。

ここ数ヶ月、
緊急事態宣言が解除されてからというもの
急に出張仕事が増え、

その影響もあって、
お財布の中のお金の出入りが
忙しなくなっています。

特に、現金の使用が多いのが
地方出張のタクシー移動。

最近、2週間に1度のペースで
出張に出向く沖縄では、
現金以外で決済できるタクシーに
未だ出会ったことがありません。

必然的に
沖縄出張では
お財布の中の現金は
アクティブになります。
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◆◇日本の現金、諸外国にくらべて◇◆  
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果たして、
日本人は本当に現金決済がお好みなのでしょうか。

統計データを調べてみました。

一般社団法人キャッシュレス推進協議会
「キャッシュレス・ロードマップ 2021」

全部で94ページの
大作なのですが、
なかなかの面白さなので
よかったら覗いてみてくださいね。

ポイントだけ、であれば
最初の8ページ目までの目通しでOKです。

(都道府県別キャッシュレス決済率など
ご自身のお住いの状況など調べると楽しいです)

このデータによると、
●日本のキャッシュレス決済比率は、24.2%(2018)、26.8%(2019)
(最新の消費者庁のデータによると2020年は29.7%)

この率を他の主要国と
2018年のデータで比較していきましょう。
(世界銀行2021年発表)

・韓国 94.7%
・中国 77.3%
・カナダ 62.0%
・オーストリア 59.0%
・シンガポール 57.6%
・イギリス 57.0%
・スウェーデン 48.9%
・米国 47.0%
・フランス 44.8%
・日本. 24.2%
・ドイツ 17.9%

日本は他の主要国に比べて
やはりキャッシュレス決済率が
極端に低い。。。
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◆◇数えてみよう、
  私たちのキャッシュレス◇◆  
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一方で、
日本人は
これだけキャッシュレス決済率が低いにも関わらず、

一人当たりのキャッシュレス決済手段の保有数は

・クレジットカード 2.3枚
・デビットカード 3.5枚
・電子マネー 3.2枚
 合計 約9手段

と、たくさんの手段を持っている。
これはシンガポールに次いで2位の保有数です。
(他の国は1〜5手段)

つまり、日本人は
キャッシュレスの手段は他国に比べて
かなり多く保有しているにも関わらず
その手段を活用しない(できない)人が多い
ということになります。

どうでしょう
みなさんのキャッシュレス決済手段数と比べて
この数は多い?少ない?

私は
・クレジットカード 4枚
・デビットカード 1枚
・電子マネー 1枚
 合計 6手段

ですので、日本人の平均よりは少ない。

そして、これらの決済手段は
全てアクティブに使用しています。
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◆◇お金の、我が道◇◆  
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なぜ、日本のキャッシュレス決済は
遅れているのでしょうか。

消費者サイド、事業者サイド
それぞれで考えてみましょう

●消費者側
 ・セキュリティに不安がある
 ・現金払いで不便はない
 ・使える場所が少ない
 ・ポイントなどメリットがあるのはわかるが
  やり方がわからない

●事業者側
 ・キャッシュレスシステム導入のコストと手間
 ・支払時の手数料が高い

人間は、元来、
「変わることを好まない」という
恒常性を好む傾向が強くあります。

「ドコモカード使用でdポイント30%還元」
「PayPay決済で20%戻ってくる」
「楽天ポイントもダブルゲット」

といった、何やら
とってもお得そうな謳い文句を見て
気にはなっているけれども

「現金決済のままでいい、
これが楽ちんで安心」

と、我が道をいくのが
やはり
ホッとする。
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◆◇決める、お金◇◆  
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私は、
これでいいのでは、
と正直思っています。

経済産業省は2025年までに
キャッシュレス決済率40%を目指す、
という目標を2018年に掲げました。

2019年には政府主体で大々的に
「キャッシュレス・ポイント還元事業」を
展開したことも記憶に新しいでしょう。

それほどまでに
日本は急ピッチで
キャッシュレス決済を進めようとしている。

そんな時流であっても、

「私は現金決済」
「我が道をいく」
という心意気は、安心につながる
強い心の軸を表現しているように思うのです。
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◆◇「わたしのお金」を信じる◇◆  
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お金は仲介役をするために
この世に生まれてきました。

お金の持つ
「信頼感」と「安心感」
で人々をつなぐことが
彼らの使命。

そこに彼らの姿がなくとも、
彼らの心意気が
そこに垣間見れるのであれば
私たちは不安を感じることなく
ものやサービスの「交換」
をすることができる。

一方で、

そこに彼らの姿があったとしても
「信頼感」と「安心感」が
そこに垣間見れないのであれば
私たちはもしかしたら
その時の感情を
お金と同化してしまう。

私たちのキャッシュレス決済。
日本のキャッシュレス決済。

私たちが
お金に求める真のものが
キャッシュレス決済が進んでいく
これからの未来では
より如実に、より明確に
浮き彫りになっていくのかもしれませんね。


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こう呼びかけることで、
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「大事にしよう」という気持ちになる。

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旅立っていったお金さん。

不思議と、
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「見守りたい」という感情が生まれる。

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松田眞理公認会計士事務所代表
https://matsudamari.com/

これまでの間、公認会計士として、多くの経営者と様々な経営スタイルに出会ってきました。

人生を輝かせるには、まずは自分を知ること、信じること。真の成功者は、「人」の人生を輝かせる、その術を知っています。本来の自信の魅力や才能、本心を知り、そして、自身独自のリソースをアート思考で識別することで、目指すスタイルや新しい光景を手にする経営者たちに伴走してきました。

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