おはようございます。

新潟で【オキシトシン】や【触れること】について

発信しています。

理学療法士の高野です。

かなり昔の話。

テレビの対談番組を観ていたら、

ある格闘家がこんなことを言っていました。

***

『僕ね、イチローさんの子どもの頃の話で

印象に残っていることがあるんですよ』

(注) もちろん野球のイチローです。

    小沢一郎さんではありません(笑)。

『練習終わった後に毎晩、お父さんが

足のひらをマッサージしていたんですって』

『どんなに喧嘩していても

マッサージだけは欠かさなかったということです』

『それじゃあ、ウチの子どもにもやってみようって

今もやっているんですけど、

いやぁ、すっごく運動能力が伸びたんですよ』

***

足のひらへのマッサージが

運動機能を向上させる。

これは、非常にうなずける話です。

今回はそんなお話。

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◆◇感覚がひらかれた足◇◆

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皮膚は機能の面でも

構造の面でも

2つに分類できます。

無毛部と有毛部。

毛が生えるとこか、生えないとこか。

この2つ。

無毛部:手のひら・足のひら・唇

有毛部:それ以外の全部

無毛部の一番大事な機能は

【触るものを見分ける】

ことにあります。

そのため、感覚をキャッチするセンサーが

すっごく密に配置されています。

ちょっとした凸凹なんかの変化も

見逃しません。

運動やスポーツの多くは

立った状態で行われます。

その時に

唯一地面と接している場所が

足のひらなんですよね。

さあ、コナン君ばりに

勘の鋭いあなたは分かっちゃいましたよね。

(その子が持っている)運動能力を伸ばしていく。

そのためには

足のひらの感覚センサーをきちんと

作動させる必要があるのです。

普段は靴や靴下に覆われている足のひらを

マッサージによって解放してあげる。

僕はこれを

【感覚をひらくマッサージ】と言っています。

よ~く感覚がひらかれた足は

重心移動が必須なスポーツ

例えば、

野球・テニス・卓球などなどで

非常に助けになっていくのです。

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◆◇ 感じる力を高める ◇◆
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運動(動くこと)を磨くためには

感覚(感じること)も同時に磨く必要があります。

たとえば視覚。

「ボールをよく見て!」

「最後まで目を切らさない!」

これ、運動するときには大事。

例えば聴覚。

わずかな音の違いで

方向や勢いが感じられる。

「集中して耳を澄ませて!」

これも、運動には大事。

そして本日のテーマ触覚。

具体的には

【位置覚】という感覚です。

位置覚を体感してみましょう。

目を閉じてみてください。

腕を前に90度挙げてください。

挙げました?

(目を閉じているから読めないか 笑)

どうです?

大体90度くらいで挙げられたと思います。

これ、【位置覚】の働きです。

自分のカラダがどんな位置にあるのか。

それを、目で確認しなくても

感じることができる力。

ボディイメージとも言います。

小学生くらいの年代の運動能力は

ほぼこのボディイメージが左右します。

筋肉なんか少なくても全然平気。

カラダが軽いからね。

だから、いろんなスポーツを経験していたり

カラダを使って遊ぶ機会が多い

子どものほうが

圧倒的に運動能力が高いのですね。

そして、子どもへマッサージをすることは

この触覚、ボディイメージを飛躍的に向上させると

僕は考えています。

特に膝から下の

足の部分をよ~く触れてあげると良いと思います。

(決して力を入れる必要はないです)

生まれ持った運動能力が

きちんと花開くようになります。

家ではな~んにも意識しないで

ほとんどカラダを使わないのに

スポーツの場面だけ

「ほれ、頑張れ」って。

そりゃぁ、無理があります。

普段ひどい姿勢なのに

「ほれ、フォームはこうしなさい」って言われたって

そりゃぁ、できません。

だから、まずはマッサージによって

カラダの感じる力を高める取り組みって

とっても有効なのです。

オプションとして

当然、親子間の関係性も

良くなりますしね。

(あ~面倒くさ!って思ったら、ダメですけどね 笑)

あなたの今日に、明日に

少しでも役立てたら、幸いです。

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高野義隆 ブログ

【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】

http://ameblo.jp/koharu5088

病院で様々な患者さんとリハビリを行う中で。
『触れること』の凄さを何度も経験しました。
身体に『触れること』は,身体への気づきを生み出すだけではなく,他者への信頼や安心感を生み出すオキシトシンを分泌させます。
『触れる』を通じて,身体と心のケアサポートを行っています。

記事一覧

2021年9月9日

『こんな時だから新しいチャレンジを。~風船の法則~』From高野義隆

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『私、ヘルニアだから。』From高野義隆

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