


おのころ心平の自分医学シリーズ、
12月のテーマは、
がんのココロ、自然治癒力のココロ
コロナ禍から、ちょうど2年。この2年間で、私たちのカラダや臓器にどんな変化があったのでしょうか?”臓器の声を聴く”おのころ心平の特殊能力をフル活用し、2021年年末、コロナ禍の、臓器からのメッセージをお伝えします。臓器のメッセージを知り、ココロとカラダを整え、明るい2022年を迎えましょう!


そして、がんとは何か?あらためてボディ、マインド、スピリットの各次元で考えてみたいと思います。また、現在の最新治療から、がんを防ぐと言われる食事、心による回復法までをあげ、日常で、がんの芽をかわしていく自分医学を考えます。
- コロナ禍がカラダに与えたもの
- コロナ禍での臓器からのメッセージ
- 免疫と自然治癒力の違い
- 肺がんのココロ
- 肝臓がんのココロ
- 胃がんのココロ
- すい臓がんのココロ
- 大腸がんのココロ
- 甲状腺がんのココロ
- 腎臓がんのココロ
- 悪性リンパ腫のココロ
- 女性器官系・男性器官系がんのココロ
ほか
がんの言葉
多くのがん患者さんの相談にのってきて、印象に残る言葉があります。
それは、「絶対」という言葉。
絶対いけませんよね。
絶対ありえないでしょう。
絶対あの人のせいでしょう。
逆に、
絶対治します。
絶対よくなります。
絶対生還します。
ということをよく口にされます。
絶対には、100%か、0%か、オールオアナッシングという意図が込められています。
つまり、100%正しい、100%あの人が悪い、逆に、できないならいい、そんな中途半端ならやらなくても同じ、といった考え方でこれまで生きてきたという証拠のようなものが、「絶対」という言葉に表れるのです。

しかし、考えてみれば、絶対とは「対を絶つ」という意味で、対がない=関係性がないということなんですね。
この世の中は、右と左、北と南、西と東、昼と夜、男と女、S極とN極など、「対」になっているものでできていることが多いのですが、絶対とはそれを許さないということです。
右も左もない、男も女もない、良いも悪いもない、意見の余地がない、ということ。
「絶対服従」という言葉がよくその意味をあらわしています。
唯一絶対とは、ほかの追随を許しません。
一方通行で、関係性がないと、孤立しますよね。
象徴的なことに、がん病巣は、カラダの中で孤立しています。
がんは体内でコミュニケーションを遮断しています。だから調和が取れないのです。
自分が増殖することで、ほかの細胞の居場所を奪い、カラダ全体の機能が不均衡になることに気づけないのです。しかし、がんそのものは、孤立するがゆえに、逆に仲間を増やそうと分裂し、増殖しようとするのです。
絶対とは、孤立を意味します。
絶対の反対語である「相対」とは、「他との比較の上に成り立つさま」あるいは、「他との関係において成り立つさま」と辞書にはあります。「他者との関係」において初めて成り立つ言葉です。
だから私は、がんの相談者に、
「絶対治る」というとプレッシャーでしょ。
今日から「相対治る」にしましょうよ。
今日より明日、明日よりその次の日、今日と明日と比較しながら、少しずつ良くなっていく方がより実感が湧くじゃないですか。
と申し上げるようにしています。

孤立とがん
そもそも細胞というのは、環境が整えば細胞分裂して仲間を増やそうとします。
栄養状態に比例して、増殖する働きがあります。
そして増えること自体は、細胞としては正常なわけで、決して間違ってはいません。
細胞からすると、逆に、「体内」という異常に調和のとれた状態こそが特殊空間なのです。
カラダの内側では、一つの細胞だけがどんどん増殖していくことは、困ってしまいますね。
外にいれば正常なのに、内では異常なこと。それを「がん」と呼びます。
だから、がんって「場違い」なのです。
決して「間違ってはいない」けれど、その環境にいるからズレが起こる…。
「あなた本来の個性はその場にマッチしてませんよ」ということ。
がんのクライアントさんをみてきた感想では、そういうケースが非常に多いことに気づきます。
自分の行動がその場とマッチしない状態が続き、自分は間違ってないよ!とこだわりが強くなり、より環境から浮いてしまう。確かに間違っていないので、その力はよりパワーアップします。
しかしそこで我慢してしまうと、その行動や思いは内側に表現されて、体内に場違いな細胞をどんどん増殖してしまうことになるのです。

がん細胞の特徴に、
- 正常細胞よりもはるかに増殖速度が速い細胞からできている
- 病変組織内の正常細胞と比較すると、より単純な(分化していない)細胞になっている
- がんは、「分化」していないほど悪性とされる
というものがあります。
「分化していない」というのは、より単純で、原始的な細胞という意味です。
たとえば、胃にできるがんは、胃にもともとある細胞よりも、単純な構造を持っている。そのため、胃の細胞との調和がとれません。
これは、やはり「場違い」。がん細胞は、いてはいけない場所にいるのです。
「がん細胞」の特徴をまとめると、
- 孤立し、
- 変化を拒み(分化せず)、
- 他との調和的なコミュニケーションがなく、
- 結果、環境から大きく離脱する姿形となっているもの、
- 体外にいれば正常細胞なのに、体内では異常細胞。
- 環境とのミスマッチ
となります。
がん細胞それ自身を見る時、とても原始的で、純粋で、根本的なメッセージを携えています。
ほかの細胞が複雑に分化する中、がん細胞は、より基本的でもっともピュアな精神にとどまろうとしているのです。

がんとは何か?
・・・ここで、よくよく考えてみることにしましょう。
2018年の部位別のがん罹患者数は、
男性
1位 前立腺
2位 胃
3位 大腸
4位 肺
5位 肝臓
女性
1位 乳房
2位 大腸
3位 肺
4位 胃
5位 子宮
です。部位別でもほかにも様々な臓器に発生します。
また、形や性質・内容物による分類では、がんは200種類以上もあるそうです。
まして、ひとりひとりの患者にできる「がん」は、患者自身の体質、生活習慣が大きく反映されているわけですから、それだけで個性的です。

ところが、病院で「がん」と診断されたなら、それがどの臓器に発生しようと、治療の選択肢は、手術、放射線、抗がん剤(あるいはホルモン剤)のうち、どれかになります。
そういう意味では「肺がん」も「胃がん」もほとんどおんなじ。
私の「個性あるがん」とはみなしてくれません。
これは、最初から末期がんを想定しているから、そうなるのでしょう。
――いずれ進行すれば転移するので、終着点は結局おなじ全身がん。そうなる前に一刻も早く、悪い種は取り去る・・・。
こうした発想は、
- がんはどこに発生しても「がん」。
- がんは転移し、広がる。広がる前に取り去るのが一番!
- がんはからだにあってはならぬもの。
ということが大前提になっています。
でも、こうしたがんを十羽ひとからげにして考えて、どんながんも、一様に同じ治療法で対処しようとするところに、実は限界があるのかもしれません。
医療も今では、より個別にオーダーメイドで行なう治療が増えてきました。

私はこの28年、多くのがんのクライアントさんとお付き合いさせていただきましたが、がんを克服される方の共通点は、自分を「一がん患者」とみなしていない点です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、医療が区分けする病名「がん」に左右されることなく、一個人として自分の体内のがんと対峙し、自分のがんの個性に目を向けたとき、がんの方も自分の存在意義を認めてくれる宿主と、上手に付き合いを始めてくれるようなのです。
私たちは知らず知らずのうちにがんの過大なイメージに圧倒されてしまっていて、がんになる前からがんへの抵抗力を低下させてしまっています。医者も患者も、もう少しがんへのイメージをやわらかくして、共存する道、がんはあってもアクティブにさせない方法論を探ってみることが、これから大切になるかもしれないですね。

講座では、がんの予防的生活とともに、がんをアクティブにしないで克服していく生き方についても考察していきたいと思います。
12月8日 講座当日の
スケジュール
10:00~10:05 | プロローグ |
---|---|
10:05~10:15 | ①コロナ禍の 臓器のメッセージ |
10:15~10:25 | ②カラダの未来 |
10:25~10:35 | ③がんとは何か? |
(休憩) | |
10:40~10:50 | ④肺がんのココロ |
10:50~11:00 | ⑤肝臓がんのココロ |
11:00~11:10 | ⑥胃がんのココロ |
(休憩) | |
11:15~11:25 | ⑦大腸がん・腎臓がんのココロ |
11:25~11:35 | ⑧悪性リンパ腫のココロ |
11:35~11:45 | ⑨すい臓がん・甲状腺がんのココロ |
(休憩) | |
11:50~12:00 | ⑩女性器官系・男性器官系がんのココロ |
12:00~12:10 | ⑪免疫と自然治癒力 |
12:10~12:20 | ⑫おのころ瞑想(カラダとの対話) |
12:20~12:30 | エピローグ |

受講料

- クレジット払い(PayPal利用)の場合は、手数料を含めて15,500円(税込)となります。
- 申込み締切は、申込み締切は、11月30日までとなっております。
お申込み
お申込みは終了しました。ありがとうございました。
クレジットカードでの支払い
【お支払い金額について】
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15,500円(税込)
となります。ご了承ください。
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