
こんばんは。
わたしとあなたの目覚めを応援する
やわらぎ ゆきこです。
今回は、私の両親が病に倒れたことで、
実家に戻り体験したことをシェアしますね。
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◆◇ 父が倒れた ◇◆
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「ゆきこ、お父さんが倒れたんだよ。
あんた帰ってきて手伝いなさい。」
3月11日(土)
実はその日は、
3か月間入院していた母が退院する日でしたが、
母を迎えに行った父が
脳梗塞で倒れた日にもなってしまいました。
そして翌日、私は
実家のある北海道へと向かいました。
函館に着いてまず父の病院へ行くと、
父は半身マヒの症状もなく、
思いのほか元気そうでした。
そして、病床から
自分に変わって銀行の支払いをしてくれるように
頼んできました。、
82才でまだ商売をしているめ、
父の頭の中にはいつも
取引先への支払いがあったのですね。
そのやり取りの中で、
一見元気そうに見える父ですが、
脳梗塞の影響で記憶が定かでないこと。
字が書けなくなっていることが判りました。
了解!
心配しないで。
お父さんの代わりに支払っておくよ。
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◆◇ 母も倒れてる ◇◆
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そして夜
実家へ帰ってみたら、ナント、
母の顔の半分が赤く腫れ上がり、
ところどころに水泡が出来ているではありませんか!
一番ひどいのは目のまわりで、
お岩さんのように腫れあがり、目が開きません。
お母さん、これ、
帯状発疹じゃないの?
ということで、
翌日、病院に行きましたら予想どうりの帯状発疹で、
即、入院となりました。
ほほぅ、こう来ましたか。
今回の課題は結構ハードのようです。
この頃、人生をゲームのように感じている私。
本当にリアルな人生ゲームなんです。
真剣に嬉しいし、悲しいし、痛いし、辛かったりする。
今回の両親共倒れ現象を、
「ほほぅ、こう来ましたか。」と、
私はこんな風に感じていました。
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◆◇ テーマは、豊かさを知る ◇◆
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私は3年前から
5月のゴールデンウィークに
ガユーナ・サンディマ師
(日本人のミャンマー上座部仏教のお坊さん)
をお招きして、
リトリートや個人面談を開催させていただいています。
https://ghs-support.jimdo.com/
それは、
私が自分を愛せなくて苦しんでいた時に、
セアロ(ガユーナ・サンディマ師の敬称)に
自分を愛することを教えていただいたので、
多くの方にセアロをご紹介して
私のように苦しんでいる人が
その苦しみから抜け出すためのヒントをお渡しできたら、
と思っているからです。
セアロプログラムのテーマは
毎年自分で決めます。
1年目は「愛」。
2年目は「自分を知る」
そして3年目の今年は
「豊かさを知る」に決めました。
♡*♡*♡
開催日を決めて、テーマ決めて
開催に向けて動き出すと、
そのテーマに添った物事が起こり始めます。
「愛」のテーマの時には
自分を愛するための出来事が、
「自分を知る」の時には
自分の叡智につながるための出来事が自然に起きてきて、
その出来事を体験することによって
その年のテーマを、自然に学べるように出来ています。
で、今年は「豊かさを知る」です。
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◆◇ 空は美しく、どこまでも広がっている ◇◆
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両親共倒れ現象への対応はこんな風に進めてゆきました。
① 父は脳梗塞の後遺症・母は3か月間の入院のため認知症?
入院の応援と、退院後の介護ケアの設定
② 足の悪い母のために、1階で暮らせるアパートを探す。
老朽化した実家を売ってこれからの資金にする。
売れたときのための実家の整理
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① 入院中に介護認定の調査員の方が来て下って、
早々に一次要介護度を決めてくださいました。
母が3で、父は2で、
退院後のサポートも計画して下さいました。
② 相談に乗ってくださった不動産屋さんが買ってくださることになり
あっという間に家の整理に突入。
ということで
父が溜め込んだ思い出の品々を
バッサ、バッサと捨て始めました。
最初はバッサ、バッサに爽快感を感じていましたが、
そのうちになんだか悲しくなってきました。
両親の再出発、と分かっているのに
思い出の詰まった物を捨てるって、なんだか物悲しいわぁ~。
そんな感傷に浸っていたら、
病院へ行く時間になったので、
バスに乗って函館へ向かいました。
実家から病院のある函館には
バスで1時間30分ほどかかります。
バスに揺られて、窓から外を見ていましたら、
空は美しく、どこまでも広がっています。
青空に浮かぶ白い雲がすぐそばにあり、
手を伸ばせば届くような感じです。
その時に、ふと今年のテ―マを思い出しました。
「豊かさを知る」
ものごとに偶然はありません。
あ、そっか~。
私は、いまの、この状況の中で
「豊かさを知る」ことになっているんだね。
私という肉体の制限の中、
両親共倒れの状況を体験すること。
いま、この瞬間を生き切ること。
この体験を味わい尽くすこと。
この体験で感じるすべての感情を味わい、
考え、行動し、結果に執着しないこと。
その すべてが「豊かさ」なんじゃない?
だとしたら…
両親は病気のように見えるけど、
その奥に輝く命があることを見てみよう。
実家を売ること、物を捨てることは、
白い雲が流れてゆくように、
ただ流れてゆくものだと感じられてきた。
空は限りなく広がって、
雲も自由に流れてゆく。
あぁ、私は「自分の状況」という窓枠から
区切られた空を見ていたようです。
「自分の状況」という枠を外したら、
無限に広がる空の広さが感じられる。
それが「豊かさ」なのではないかしら?
思い出はすべて私の、家族の
心の中にあり、血となり肉となっている。
この私は、生きているだけで豊さそのもの。
死んでゆくのもまた命の輝き、
豊かさの一部。
バスの車窓から見えた空が、
私にそう教えてくれたような気がしました。
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◆◇ 自分の豊かさを書き出してみる ◇◆
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さぁ今日の日常セラピーは、
今ある自分の豊かさを書き出してみることです。
豊かさを感じれば、感じるほど、
人は豊かになってゆきます。
足りない、と感じれば感じるほど、
人は足りない人生へと入ってゆきます。
ですから、いま自分に与えられている豊かさを自覚できるよう、
与えられている環境、
人とのご縁、
仕事、物などを書き出して、
あらためてその豊かさを味わい、
感謝してみましょう。
♡*♡*♡
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
やわらぎゆきこ あんま・指圧・マッサージ師 ゆる体操指導員
「女神のデコルテ」主宰・ディクシャギバー。モダンバレエをきっかけに、デコルテまわりをひらくことでココロをひらき幸せになってゆく「女神のデコルテワーク」を考案。
現在はココロとカラダだけではなく、タマシイまでも丸ごと含めて癒す「ありのままのわたし」で生きることを伝えている。
◆ブログ http://ameblo.jp/kannonn14/
◆facebook https://www.facebook.com/yukiko.kasiwazaki
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