「戦う身体か」「育むからだ」か?「女性と骨盤」続編 FROM 浅井あきよ

おはようございます。

胎教ファシリテーターの
浅井あきよです。

東京・葛飾・金町の
へその緒の会で
おなかの中からの子育てレッスン
を行なっています。

最近はオンラインで
遠くの方とも繋がっています。

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◆◇女子の体育◇◆
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昨年、へその緒の会のオンライン講座
「女性と骨盤」講座で好評だった

整体ボディワーカーの山上亮先生に
「女子の体育・暮らしの体育」
という一文があります。

これは
世の中を騒がせた
某もとO会長                                                                                                                                                                    の女性差別発言とは
全く違うのですが
不用意に出すと誤解を受けかねない。

しかし
このメルマガの読者さまは

ちゃんとわかってくださると信じて
亮先生の了解をいただいた上で
ここに紹介しますね。

以下、山上亮先生のブログです。

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◆◇女子の体育・暮らしの体育◇◆
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今日は「女子の体育」に
ついてのお話をしました。

野口晴哉はたびたび
「女子の体育」ということを提唱していました。

現代の日本で「体育」
あるいは「運動」というと、
多くの方がイメージされるのは
「競技体育」ではないかと思います。

「競技体育」というのは、
それぞれが持てる体力や技術を出し合って競い合い、
その優劣をつけて愉しみ、そして切磋琢磨し合う、
そのようなからだ作りの教育です。

それはある意味「競うからだ」
「戦うからだ」を育てていくということで、

厳しい自然環境に耐え、
競争相手との生存競争に勝って、
生き延びてゆくことを目的にしたときには、
とても大切な体育です。

ただそのような体育は、
その性質上
アグレッシブで対立的で
攻撃的な面があります。

子ども時代に
「体育が嫌いだった」という人の中には、
「からだを動かす運動が苦手だった」という人の他に、
「人と競うことが嫌いだった」
という人もあるのではないでしょうか。

けれども
「からだを動かすこと」と
「人と競うこと」は本来 別物 なのです。

からだを動かす目的として、
人と競うと楽しかったりするから、
それが競技運動となるわけですが、

競うことがあまり好きではない人からすれば、
「くっつけないでよ」と思うかもしれません。

「ボクはただゆったりのんびり動きを味わいながら、
自分のペースでからだを動かしたいんだ」という
プーさんみたいな人だってあるでしょう。

そんな人は「競争」と「勝敗」を基調とした運動ではなく、
「協調」と「感応」を基調とした運動であったなら
楽しめるかもしれません。

「それじゃ
筋肉も体力もあまりつかないし
体育にはならないじゃない」
と思う方もあるかもしれませんが、

筋力や体力をつけるのが体育であるという価値観自体が、
すでに競技体育的な思考なのです。

野口晴哉が「女子の体育」と言ったときに
どんなことをイメージしていたかというと、
健やかに妊娠し、健やかに出産し、
健やかに子育てのできる「からだ育て」です。

そこで求められるのは、
競ったり戦ったりするからだではなく、
共感し慈しんで育むことのできるからだです。
自分の意志を貫き通すからだというよりも、
相手の要求を感じ取れるからだです。

それは感覚的で対話的で
融和的なからだと言えるでしょう。

そのような考えに基づいた体育が
欠けているのではないか、
それが野口晴哉の言い分でした。

野口晴哉は「女子の体育」と言いましたが、
もちろん今の時代
それは女子にだけ必要なわけではないでしょう。

むしろ男子にも大いに必要となってきていますし、
そのような男子も増えてきているように思います。

「妊娠・出産」に関してだけは、
これは決して男性が取って代わることのできない部分でありますが
家族を形成し、
子どもを育てる事に関しては、
これはすでに性別によって役割分担する時代ではなく、
個性や適性によって、
そして対話を通して決めていく時代です。

ですから
「女子の体育」という言い方ではなく、
「競技体育」に対する体育として、
「生活体育」とか「健康体育」とか何か
別の言い方で呼ぶのがふさわしいかもしれませんが、
ともかくそのような「育むからだ」を育てる体育が
必要だと思うのです。

私が最近考えているのは、
かつて家庭や共同体の中で、
大人の仕事のお手伝いという形で行なわれていた「子どもの体育」です。

それは、
餅つきのときの餅を返す手のように、
毛糸を巻くときの毛糸を繰り出す手のように、
受け取った藁の束をホイッとパスする手のように、
仕事をする大人の息に合わせて合いの手を打つような、
家族や共同体の持つリズムに同調し、
それに合わせて動けるからだ育てです。

それは何と言いますか
「暮らしの中にあるからだ」で
「暮らしを支えるからだ」です。

そしてそれはつまり
「暮らしの中にある体育」で
「暮らしを支える体育」なのです。

元々は「暮らし」と「体育」が
もっともっと寄り添っていたのです。
「暮らすこと」が「からだ育て」だったのです。

そうやって、
暮らしがからだを育て、
そのからだが暮らしを充ちたものにしていました。

暮らしの中にある
さまざまな労働に充実感を持って取り組み、
暮らしそのものに幸福感を感じることのできる、
そんなからだを育てる体育を作り上げていきたいものです。

私も「魔女修行」とか言って変なことをやっていますが、
じつは私にとって「ホウキを持った魔女」というのは、
そのアイコンなのです。
(以上:ブログ「雑念するからだ」より)

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◆◇どうやって作る?育むからだ ◇◆
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前回、女性と骨盤の講座で
先生がちょっと、
この魔女修行に触れたところ

それ、やりたい!という反応が
多かったのです。

先生、オンラインでもお願いできますか?
と私が聞いたところ

まだ
オンラインでできるように成っていない
ということで

今回はその
「魔女修行」をキーワードにした講座の
実現には成りませんでした。

代わりに
年4回のオンライン講座
◆季節のからだ〜季節に合わせた整体生活〜
の開講となりました。

では、なんでこのブログを
紹介したかというと

これ(野口晴哉のからだ観)を伝えられる人は
本当に少ない。

その貴重な存在が
山上亮先生だっていうこと
言いたいのです。

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◆◇本では学べない ◇◆
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ちくま文庫の「整体入門」や
「風邪の効用」は
野口整体の考え方を知る
入口にはなりますが

実際の生活にまで役立てようとすると
本だけではむずかしい。

本だけでは誤解してしまうこともある。

誰からそれを学ぶかも大事。
ただの知識ではなく
それを生きている人の持つ
奥深さ
説得力

そういうものが
山上亮先生にはあります。

温かで優しいが
筋が通っています。

そんな先生を
あなたにも紹介したくて
こうして書いています。

このオンライン講座では
年4回の
講座と講座の間をつないで
質問をしたりもできます。

(講座も20名までと少数ですので、
講座の中でも質問に答える時間も設けています)

「でもやっぱりリアル山上亮先生に会いたい!」
という方には
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2名限定ですが
オンライン参加と同じ条件で
会場参加者・受付中です。

その場合はこちらからお申し込みください
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オンライン参加のお申し込みは
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どうか、必要とされているかたに
届きますように!

子育てはおなかの中から
「へその緒の会」の浅井あきよでした。

 

浅井あきよ NPO法人「へその緒の会」代表理事
野口整体、座禅、漢方の伝統的な胎教、シュタイナー教育などの影響を受けて、妊娠中のママのためのイメージワークを生み出した。教えるというよりは体験し自ら気づくイメージワークを中心としたレッスンを行っている。著書に『おなかの中からの子育て』など。
◆HP へその緒の会
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