こんにちは。
フラワーヒーリングセラピストの希依です。
日々の生活の中で花とハーブと香りが
関わる癒しについて
お話させていただいています。
花とハーブと香りを通して
あ、それ懐かしい
それ、知ってる
コレやってみようかな
と思っていただけたら嬉しいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 体調崩していませんか? ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
寒くなってきて乾燥した空気になったことと
必要以上に頑張ってきた疲れが出て体調を崩している方が多いです ね。
私の友人でもダウンしたり、
咳が止まらないという人も多いです。
みなさま、どうぞご自愛くださいね。
この時期感染が広がるインフルエンザですが、
2020年11月16日から11月27日までの1週間の患者数は 46人。
昨年の同時期の患者数が15, 000人を超えていたことを考えれば、
今年は少ないです。
(厚生労働省発表記事より)
手を洗う、消毒する、うがいや人との距離を取ることが
どれだけ大事なのかということを実感する結果です。
そうはいっても、
体を酷使してしまえば疲れからの体調不良はあるのですから、
大事にして欲しいです。
その感染症に効果があるのではないかといわれている植物が
クロモジです。
高級楊枝として使われているあの木です。
今日はこのクロモジをご紹介します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ クロモジは感染症に効果あり?! ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クロモジエキスがインフルエンザ ウイルスの増殖を抑制したと
学会で発表があったのは2018年ですから、
つい最近ですよね。
これは養命酒酒造さんの研究です。
養命酒には日本の貴重な植物がたくさん使われており、
中でもクロモジをとても多く使っているのだとか。
養命酒に入っている生薬の説明にもクロモジがトップに書かれてい ます。
クロモジの生薬名は「烏樟(うしょう)」と言います。
養命酒さんのクロモジの説明には
高ぶった神経を鎮めてよく眠れるようにする作用、痰を除き、 咳を鎮めたり、
気管支粘膜の充血を取る作用などがあります。
また、一時的に血圧を下げる作用も確認されています。
とあります。
養命酒さんのクロモジ 解説はこちら
https://www.yomeishu.co.jp/ encyclopedia/traditional_ medicine/linderae_umbellatae_ ramus.html
https://www.yomeishu.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ クロモジのプロフィール ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
クロモジは
クスノキ科クロモジ属の落葉低木で
別名をトリシバ、アブラギ、ウショウと言います。
枝に地衣類の一種がつき、黒く斑点になることから、
文字が書かれているようだとの事でクロモジと呼ばれるようになっ たとか。
日本では古くからこの香りが愛され、
この香りの成分が持つ殺菌力から枝を歯ブラシとして使ったところ から、
楊枝としても使われるようになりました。
また油分が多いことで水を弾きやすいので、
傘の柄の部分やかんじきなどに使われました。
火起こしの際の炊き付けにも使われていたのだとか。
主成分はモノテルペンアルコール類。
リナロールやゲラ二オール、酢酸リナリル、リモネンなどです。
地域によってその含有量は変わってくるのですが、
お隣同士に並んで生えていても成分が違うという個性的な植物です 。
これからは風の時代で情報や個性の時代と言われますが、
その個性の時代だからこそ脚光を浴びた植物だと言えると思います 。
また、
今は採取の難しいローズウッドと同じクスノキ科の植物なので、
とても華やかな香りがします。
個人的にはローズウッドよりも奥行きがある感じがします。
宮沢賢治の「なめとこ山の熊」にも
月明かりと共にくろもじの香りがしたとの描写もあります。
過度の日当たりは好まず、
林の縁、杉の下などに生えています。
森林管理としては雑木として扱われ廃棄されるので、
廃棄せずに地域活性の製品づくりにつなげる動きもあります。
10月のことになりますが、
養鶏酒製造さんと精油製造をされているノトノカさんのご好意で
クロモジの植樹会にも参加させていただきました。
森林資源の枯渇を防ぎ、
安定的供給のために植樹などをして育てているのだそうです。
能登に伺った際の記事です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 取り入れるならお茶やのど飴で! ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
使い方はお茶が一番。
飲みやすくクセもなく、香りがいいお茶です。
最近ではハーブティーとしてお店で売られているのを
見かけるようになりました。
でもまだまだ少ないですかね。
また、
葉と茎を使うお茶が多いのですが、
茎だけ取り出してお茶にすると
ピンクの綺麗なお茶になるんですよ。
香りもよくで気持ちも上げてくれます。
クロモジと煎茶を合わせてもとても美味しいお茶になります。
のど飴にも使われて販売もされていますので、
今年の冬の感染症予防にクロモジも仲間入りさせてくださいね!
本当のあなたを見つけるセッション(zoom)
あなたの名前から使命を読み解くセッション(PDF)
その他セッション
メルマガ登録

フラワーヒーリングセラピスト。 ココロとカラダを整えて、五感を研ぎ澄ますこと、を軸に、アロマテラピーの植物の癒しの力を最大限に使い、アロマテラピーホームケアを行っている。
記事一覧
2022年5月12日
2022年4月13日
2022年3月10日
2022年2月10日
2022年1月12日

【おすすめ】
セルフケア情報が毎朝届く
メールマガジンを登録しませんか?
毎朝8時にお送りするメールマガジン『日常セラピー』。
1、15日はおのころ心平が執筆しております。
ご登録がまだの方はぜひご登録を