おはようございます。
腱引き師の矢古宇一江です。
東京、目黒の〈腱引き 一伶庵〉にて、腱引きの施術と美構造開脚のセッションをさせていただいております。
「腱引き」は、筋肉や腱をあるべき位置に戻りやすくするように調整する療法です。
美構造開脚システムは、カラダの使い方を知って、今までの限界を超えていくセッションになります。
このメルマガでもカラダについてのあれこれを書かせていただいています。
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◆◇ カラダで感じる仕組み ◇◆
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今年もあと少し。
お正月休みに入られている方も多いと思います。
寒い毎日が続いていますね。
家の近くの大きなイチョウの木も
すっかり葉が落ちて冬支度を終えています。
肌を触れる冷たい空気がキリッとした心持ちにさせる季節。
私たちは、
外界を感じ取る能力を備えています。
「感覚器」を
全身くまなく張り巡らせていて
常に外の情報を捉えているのです。
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五感。
見る(視覚)
嗅ぐ(嗅覚)
聞く(聴覚)
味わう(味覚)
触れる(触覚)
これらの感覚によって私たちは外の世界を認識しています。
「五感を研ぎ澄ます」
これって、現代の生活をしているとなかなか研ぎ澄ませにくいのが現状です。
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以前に、なるほどなあと思った話があります。
大昔の人、例えば弥生時代とかの人を突然今の都会に連れてきたら、おそらく生きていけないであろうという話。
その人にとっては、
今の状況って、
夜までビカビカと明るく、
常に化学的な嫌な臭いがしていて、
音は昼夜問わずけたたましく、、、
ものすごく刺激が強いでしょう。
そして、
五感にストレスがかかりすぎておそらく
耐えられないだろうと、、、
確かに。
では、なぜ私たちは生きていけるのでしょう。
地球上の生物は今の状況に柔軟に合わせるというすごい力があります。
今の私たちは、昔の人たちよりも
五感を少し鈍くさせることで
この世界で生きていきやすくなっているのです。
東京の人ごみや満員電車の他の人との近さを不快に感じるのは人間の感覚としては当然のこと。
そこに少しフィルターをかけることで社会が成り立っているのです、今はね。
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◆◇ 感覚に意識を向けてみる ◇◆
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外界に対してワザと鈍感にさせていると、自分の内面に対しても鈍感になってしまうことがあります。
自分の体にとって「快」なのか「不快」なのか。
「心地よい」のか、「気持ち悪い」のか。
「好き」なのか「嫌い」なのか。
自分のカラダの声を聞くことってとても大切なのですが、これも現代では鈍らせている分練習が必要だったりします。私も日々、何かにつけて練習するようにしています。
お腹が空いたら、何を今食べたいのか感じてみる。
水も食べ物も口に含んでどう感じるのか味わってみる。
アロマも自分が好きだと思う香りなのかどうかゆっくり香ってみる。
お風呂も気持ちの良い温度を感じてみる。水の感触を味わってみる。
スーパーでぼーっと歩いて、ふと気になった食材を買ってみるとかもなかなか楽しいです。
漢方でも、専門家がいくつか候補を出して、最後はなめてもらって美味しいと感じる方を処方したりするそうです。自分のカラダに必要なものは美味しく感じるそうです。
アロマも自分がいい香りだと感じるものが、今、その人に必要な香りだったりします。
これってすごくないですか?
カラダは自分に必要なものを快適に感じるようにプログラムされているのです。
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触ってつぶしてにおって味わって、、、
いろいろな場面で五感をワザと使ってみてください。
そして、快適だと感じるものをチョイスしてみてください。
不快なものだと感じたらなるべく遠ざけてみるのです。
小さなことでもなんでも。
例えば、今座っている椅子は心地よいものですか?どんな感じが心地よいと感じるのでしょう?
自分の中に体験の数が増えれば増えるほど、それは財産になって次の好きか嫌いかの大切な判断材料になります。
過去の情報が多ければ多いほどのもの、早く、確実にカラダの声をとらえられるようになってくるのです。
それは必ず自分の身を守ってくれる素晴らしいスキルになります。
やればやるほど感覚が磨かれていきます。
カラダってすごいのです。
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もうすぐ新しい年がやってきます。
何度でもたくさんのスタートを体験しましょう。
楽しんで。ワクワクするほうへ。
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