50代 心の痛みと自分とのかかわり方 from横山秋子

こんにちは!
「人生のリニューアル」をテーマにお伝えする
幸せ人材コンサルタントの横山秋子です。

今年もあと3ヶ月を切りましたね。

夜空を見上げると、
お月様がとってもきれいな今日この頃。

清浄な空気をいっぱい吸い込むと、
心もカラダも浄化されていくようです。

さて、2020年12月からの
「新しい時代」は、
自分軸の時代と言われています。

「新しい時代」にふさわしい自分」は、
どんな自分でしょうか?

今日もキャリアコンサルタントの視点で
夢を叶える「人生のリニューアル」のヒントを
お伝えしてまいります。

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◆◇先輩Sさんのこと◆◇
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明香里さん(51歳)は夫と
社会人となった娘との3人家族。

メーカー勤務の夫と明香里さんは、
ほとんどの業務が
テレワークに変わりました。

そんな生活にも
すっかり慣れたものの
オンとオフの切り替えができず、
悶々とした日々が続いています。

+++

そんなある日、
「嵐山の素敵な美術館に行かない?」と、
定年退職したSさん(60歳)から
連絡をもらいました。

一緒に働いていたころ、
文化や歴史に造詣の深いSさんと
美術展を巡るのが楽しみでした。

さらに、
仕事をがんばる自分たちへの
ご褒美にと、プチ贅沢なランチも
楽しみのひとつだったのです。

快活なSさんは、
8年前にご主人を亡くされました。

あるとき、
「病院が舞台のドラマは、
まだ見ることができないの」

職場では見せなかった、
当時の哀しみの深さに、
初めて触れた気がしました。

退職をまえにして、

「仕事をやめたら
読書三昧の暮らしをしようと決めているの。
全国の秘境を気持ちの赴くまま
歩くのもいいなぁ~」

ところが、
コロナの感染拡大で
すべてキャンセルに。

ひとりの時間を
持て余しているのではと、
気になっていたところ、

「運動不足にならないように
早朝にウォーキングするから
マスクもいらないのよ。
朝食をとったら、
本をたっぷり読めるのが嬉しいの。

久しぶり会ったSさんには、
充実感がみなぎっていました。

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◆◇悪夢の日々◆◇
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「ひとりの時間を楽しめるようになって、
やっと、あの悪夢のような日々が
愛おしく感じられるようになったの」

ご主人とデートしたという
嵐山を眺めながら話すSさんは
とても穏やかな口調です。

+++

高校教諭だった夫は、
生真面目だけど愛情深かった。

教育者としての「あるべき姿」に
すごく拘っていたから、
生徒たちにも人気があったみたい。

仕事に追われていた
夏の終わりに、
眠れない日が続き、
内科を受診。

すると、
心療内科を紹介されて
軽いうつ症状であると診断されたの。

薬を服用しながら
半年が過ぎたころ、、
PTA会議の進行中に
意識を失い
救急搬送。

検査の結果、
脳に腫瘍が見つかり
緊急手術をすることに。

体調が悪いのは
精神的なものだと
思い込んでいたから、
悪性腫瘍の発見が
遅れてしまった。

壮絶な闘病の末、
衰弱していく夫を
見守ることしかできなかった。

+++

『もっと、家族に
弱音を見せていい。
もっと他人に
自分をさらけ出していい。
辛かったら逃げてもいい』

生真面目で
他人のことばかり
優先する夫に、
どうしてそう言って
あげられなかったのだろう。

夫が逝ってから、
もっと出来ることがあったのではと、
ずっと自分を責めて苦しかった。

でもね、気づいたの。

あのとき、
私なりにできることを
精一杯やっていた。

必死で夫を支えていた。
そして、とても
愛していたということを。

ひとりの時間を
楽しめるようになって、
やっと、あの悪夢のような日々が
愛おしく感じられるようになったの。

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◆◇セルフコンパッション◆◇
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「セルフコンパッション」という
概念を提唱した
米国の心理学者、
クリスティーン・ネフ博士によると、

「セルフコンパッション」とは
自己への慈しみ。
自分に優しくすること。

 人はさまざまなことに
心のエネルギーを消費してしまいます。

そして、
自分自身が安定し、
健やかで幸福でいられないと、
他者に思いやりや
慈しみの心を与えることは難しいもの。

自分を責めるでもなく、
誰かを責めるでもない。

心の痛みを素直に認め、
受け入れる。

そして、
自分に思いやりを持って
接するために、
普段から心のバッテリーに
充電をしておくことが大切です。

「ひとりの時間を楽しめるようになって、
やっと、あの怒涛のような日々が
愛おしく感じられるようになったの」

楽しみ、リラックスすることで
心の充電ができたSさん。

「心の痛み」を糧にした人の
凛としたたくましさに、
胸が熱くなりました。

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◇◆「人生のリニューアル」のための
        今日のヒント◆◇
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どんな悲しみや苦しみも
必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では
『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。

         瀬戸内 寂聴
 

それでは、
今日も豊かな1日を!

個人ブログでは「働く幸せ」
「生きる歓び」を発信しています。

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横山 秋子 幸せ転職コンサルタント
vitamin-counselor(ココロに活力を!のビタミンカウンセラー)。一人でも多くの人が、「働く幸せ」「生きる歓び」を感じ、働く幸せや生きる歓びを実感できる夢の実現と「幸せな転職」サポートをしている。
◇個人ブログもぜひご訪問ください。
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