
こんにちは。
腱引き師の矢古宇一江です。
東京、目黒の〈腱引き 一伶庵〉
「腱引き」は、
このメルマガでも筋肉についてのあれこれを書かせていただいてい
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◆◇ 表情をつくる筋肉 ◇◆
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自分の顔は他人のためにある、と聞いたことがあります。
確かに顔って、自分では、鏡じゃないと見えませんよね。
1日のほとんどの時間、自分の顔は、他の人が目にしています。
さて、私たちは、普段からどんな顔をどんな筋肉を使って、
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顔の筋肉は、表情を作るための筋肉が30種類ほどあります。
この表情筋の働きで微妙な感情の変化や喜怒哀楽の表現をしていま
もちろん、自分の意思で動かせる筋肉ばかりです。
筋肉は、普段から使っていれば動かしやすく、
「笑う門には福来たる」
と言いますが、
笑うための筋肉はざっとあげるとこれくらいあります。
*小頬骨筋:口もとを斜めに引き上げる
*大頬骨筋:口を大きく開ける時に使われる
*笑筋:口角を外側に引っ張る
*上唇挙筋:微笑む時に使う
*口角挙筋:口角を上に引き上げる
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一方、ちょっと不機嫌モードの顔になるような筋肉は、
*皺眉筋:眉根の縦じわを作る筋肉
(眉間のシワは、この筋肉が常時縮んでいることで作られます)
*口角下制筋:口角を下に下げる
*下唇下制筋:下唇を下方と外側に引く
こちらの2つはへの字口を作る筋肉ですね。
あげていくと、笑顔を作る筋肉は、
人間は本来、
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◆◇ 笑顔筋、使っていますか? ◇◆
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では、普段から「笑顔」をつくる筋肉を
きちんと使えているかどうか、確認してみましょう。
ぜひ鏡を見ながら、やってみてください。
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一度、眉をひそめてみます。
眉間にシワができますね。
一旦、真顔に戻して
次に笑顔をつくってください。
はい、それではその笑顔のまま!
眉をひそめてみてください。
、、、
できないでしょう?
あ、もし、できてしまったならば。
それは、笑顔を作る筋肉を上手く使えていないですよ〜
その場合は、
お箸のような細長いものを横にして
あぐっと口に
くわえてみてください。
そして、くわえたまま、眉根をよせてみて。
今度は、ピクリとも動かないでしょう。
その時に使っている筋肉が
『笑顔』を作る筋肉なのです。
実は、口角を下げたままだと、
簡単に眉に深い縦皺をつくることができます。
口角を上げる筋肉を使っている時は
眉根を寄せる筋肉は使えないのです。
これは、大きな笑顔でも
小さな微笑みでも同じです。
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私はこのことを知った時、
この人間のカラダを創った存在は、
なんて優しくデザインしてくれているのかと感動しました。
人は、笑いながら悲しむことはできないのです。
笑いながら怒ることもできないのです。
笑顔になれば、カラダがゆるみます。
人は、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる。
笑顔になるから楽しいことを考えだす。
これは、表情筋の仕組みからみても、至極まっとうなこと。
人は、幸せになるようにデザインされているのです。
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◆◇ しっかり使い切りましょう ◇◆
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一生退化させずに使った方がいい表情筋たち。
もちろん、口角を下げる筋肉もしっかり使ってあげないと
顔のたるみや口まわりのシワの原因になります。
要は、喜びも悲しみも、
楽しいことも辛いことも
表情豊かに
思いっきり味わうこと。
そしてもし、どうしてもやりきれないくらいの
落ち込みがあなたにやってきたとしたら、
この優しいシステムを思い出してください。
とりあえずなんでもいいから微笑んでみるのです。
とても笑う気になんてなれないのよね、という時は
試しにソッとお箸をくわえてみてください。
くわえながら、悲しんでいると、、、、
なんとなくね、可笑しくなってくるかもしれません。。。
***
これは、どんな時でも活かせます。
ちょっと、嫌な気分になった。
焦り気味な感じ。
緊張してる。
そんな時も、ぜひ、笑顔を作ってみましょう。
顔の筋肉は自分で動かすことができます。
笑顔をつくるのは決して人まかせにはできない、
自分でできる最高のヒーリングなのです。
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