
あなたの名前に隠された秘密を
知りたくはないですか?
名前のもつ音の意味から
「使命」をひも解く名前のことだま師ちあきです。
日本には古来から先人たちが大切にしてきた
「言葉」があります。
言葉には秘められた想いや知恵があります。
今まで当たり前のように使って来たのに
知らずにいたことなど。
言葉の扉を開けて見て行きたいと思います。
どうぞお付き合いください。
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◆◇ 年満月(としみつつき) ◇◆
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いよいよ明日から12月。
街のあちこちでは、クリスマスムードが高まる
イルミネーションが施され、
スーパーの食品売り場に、早くも迎春の食材が並んでいたりと、
なにかと気忙しい時期となって来ました。
今年は平成から令和へと元号も代わり、
人々の意識も変化しているような
一年だった様に感じます。
十二月の異名に年が満つる月と書いて、
「年満月(としみつつき)」というのがあります。
今年もあと少しで終わる、その最後の月という
意味合いがあるそうです。
この一年の出来事を思い起こし、
さまざまなことへの感謝で満ちた一年にする。
そんな想いが「満ちた月」と想うと
これからの毎日が充実しそうですね。
また、十二月を「師走(しわす)」と言いますが。
師(高僧)も走るほど忙しい月。
こちらは江戸時代に当て字としてつけられた
漢字だそうです。
いにしえの万葉の時代では「十二月」と書いて
「しはす」と読んでいたそうです。
語源については諸説あるとのことですが。
「し」=仕事、為すこと、年、四季。
「はす」=果つるの解釈から。
このことから、
「し」+「はす」=仕事を為し果つる。
日本人にとっての十二月というものは、
締め括り、完了や完成といった想いが
込められていて。
それは今も昔も変わらずに、
今も粛々と続いているのかもしれません。
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◆◇ 一年の締めくくり ◇◆
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また、この時期におこなわれるもののひとつに
「大掃除」があります。
この大掃除も古くから続いている物のひとつです。
神様を新年にお迎えする前に
邪気を祓い清めます。
そうして、古いものを取り除くことから
除月(じょげつ)とも言われます。
そのことから
十二月三十一日を「除日(じょじつ)」
その夕方を「除夕(じょせき)」
その夜を「除夜(じょや)」と言うようになりました。
これからのひと月。
「年満月」として大晦日を過ごし、
新しい年を希望で始められるように。
過ごして行きたいですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
今日という日が、
あなたの素敵な一日でありますように。
つながったご縁に心からの感謝をこめて。
高橋千晃(たかはし ちあき) 名前のことだま師®
名前のことだま師®ことばがもつ大きな力を一番発揮している名前を紐解き、名前に隠されたメッセージや使命を伝え、それぞれの幸せへと導いている。
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