『ああ、伸ばしたい!コミュニケーション能力。』FROM 高野義隆

おはようございます。

新潟で【オキシトシン】や【触れること】

について発信しています。

理学療法士の高野です。

 

 

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◆◇ 安全基地を生み出す ◇◆
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コミュニケーション能力っていうと

論理的な話しかたや、

人を説得する話しかた、

などなど

いろんな解釈があると思うのですが。

 

やっぱり伸ばしたいですよね、

コミュニケーション能力。

 

 

劇作家の

平田オリザさんは著書の中で、

これからの時代に

必要とされるコミュニケーション能力は

『論理的に喋れない立場の人びとの気持ちを組み取る』

ことであると言っています。

 

 

認知症の方や

小さい子どももそう。

場合によっては

痛みや、苦しみで混乱している人も

論理的に話せないかもしれない。

 

そんな、うまく喋れない人たちがおこなう

表現の裏側には、

どんな気持ちが隠れているのか。

 

それを想像して、理解しようとする姿勢。

これこそが

重要なコミュニケーション能力であると、

著者は訴えるのです。

 

ここで言うコミュニケーションは、

相手のなかに【安全基地】を生み出す

そんなコミュニケーションであると言えます。

「ここにいれば安心だ」って

そう思わせてくれるコミュニケーション。

 

 

でもね、

『想像して、理解する』には

どうしたらいいの?

という疑問がでてきますよね。

 

 

 

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◆◇ ユマニチュードという技術 ◇◆
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認知症の方への介護技術として

『ユマニチュード』という手法があります。

その特徴は4つの柱

①見る

②話す

③触れる

④立つ

をきちんとやることです。

 

「なんだ、介護では当たり前のことじゃない?」

そう思ったあなた。

これが

なかなかドッコイ、難しいのであります。

 

たとえば【見る】

ちゃんと相手の視界に入るようにしている?

関心を持って見ている?

 

たとえば【話す】

今自分が何をしようとしているかを常に伝える。

実況中継のような話し方をする。

 

そして【触れる】

下から支えるように触れる。

決して上からつまむ感じで触れない。

触れる圧は均等になるように触れる。

触れる手は、それだけで

相手にたくさんのメッセージを伝えるから。

 

 

【見る】【話す】【触れる】なんてことは

普段は無意識にやっていますから、

意識しないと逆に難しいのです。

 

だからこそ

技術として、医療・介護現場で

今、取り入れられているのです。

 

 

『ユマニチュード』という技術は

介護される人が

安全で安心で、

自分が大切にされていると感じる、

いわば【安全基地】を生み出す

そんな関わり方の技術であるのです。

 

 

 

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◆◇ 普段の関わりの中で ◇◆
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『ユマニチュード』は、

私達が普段やっている

【見る】

【話す】

【触れる】

という行為を

相手の視点から意識し直すことを

教えてくれます。

 

普段の関わりの中で

それを意識していく。

そこにこそ

相手のなかに【安全基地】を生み出すような

とても素敵なコミュニケーション能力を

育てることになっていく。

そう思うのです。

 

 

『ユマニチュード』について、

もっと深く知りたい方は

『家族のためのユマニチュード』誠文堂新社

を参考にしてくださいね。

きっといろんな視点を与えてくれると思いますよ。

 

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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高野義隆 理学療法士
フィジカルセラピスト。 触れることを通じて、他者への信頼感や安らぎを生み出すホルモン:オキシトシンの分泌を促し(オキシトシン・マッサージ)、身体のケアからココロのケアまでを行っている。
◆ブログ 【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】
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