
あなたの名前に隠された秘密を
知りたくはないですか?
名前のもつ音の意味から
「使命」をひも解く名前のことだま師ちあきです。
日本には古来から先人たちが大切にしてきた
「言葉」があります。
言葉には秘められた想いや知恵があります。
今まで当たり前のように使って来たのに
知らずにいたことなど。
言葉の扉を開けて見て行きたいと思います。
どうぞお付き合いください。
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◆◇ 今日は「公衆電話の日」 ◇◆
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おはようございます。
9月も半ばを迎え、文具店や書店などでは
来年の手帳が並び始めました。
昔は手帳の始まりは1月1日からでしたが、
今では9月始まりや10月始まりの物が
人気があるのだそうです。
時代の変化に伴い、様々なものが
その時代のニーズに沿って変わって行くと
云うことなのでしょうね。
ところで。
今日は「公衆電話の日」です。
携帯やスマホの普及で、今ではあまり目にすることも
無くなりつつある公衆電話ですが。
1900年(明治33)年9月11日、
東京の新橋と上野駅前に日本初の
公衆電話が設置されました。
なんでも、当時は「自動電話」と呼ばれていて、
交換手を呼び出してからお金を入れて
相手に繋いでもらうというものだったそうです。
1925(大正14)年に、ダイヤル式で
交換手を必要としない電話が登場。
それから以後、「公衆電話」と呼ばれるようになりました。
通話料金はかなり高額だったので、
気軽に電話をして誰かと長話をするなんて、
今のようにはいかなかったでしょうね。
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◆◇ 思いを文字にして伝える ◇◆
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伝えたい想いを手紙に託していた時代から、
電話の普及で文字ではなく、自分の声で伝えられるようになり、
ポケベルが登場した時代では、言葉を数字に託して
メッセージ化することが流行りました。
携帯電話やスマートフォンをひとり一台は持っていると
言ってもおかしくない昨今。
言葉を声に出して伝えるより、メールやライン、チャットなど、
自分の伝えたいこと文字して伝える方が気軽に出来る。
そして、気軽に出来るということから、
言葉で人を傷つけてしまうことに無頓着に
なっているような気がします。
手紙であれば、自分の言葉を書き連ね、
書いたものを目で見て、
時には封をする前に読み返したりと、
時間の流れが必要です。
思ったらすぐ打ち込める、思ったまますぐに
相手へと伝えることが出来る。
便利で早い分、ストレートに感情をぶつけてしまいがちです。
それこそが手紙との違いではないでしょうか。
通信速度が日増しに早くなり、情報が錯綜する今だからこそ、
「言葉」を大切に扱ってほしい、大事にしてほしいと思います。
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◆◇言葉使いを意識してみる◇◆
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私の幼い頃の話で恐縮ですが。
誰かに言われたことがあります。
「自分の吐いた言葉は自分に跳ね返ってくるよ。
だから、言葉は選んで使おうね」と。
人を傷付ける言葉を投げ掛けたら、
それは自分を傷つける言葉として帰ってくる。
誰かを労る言葉は、
やがて自分を労る言葉になって戻ってくる。
ささやかなことかもしれませんが
言葉を発する時には、
その言葉を自分が受け取ったらどう思うか考えると、
おのずとものの言い方も変わるし、角も立たないものです。
相手を思いやる美しい言葉を
意識して使ってみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
今日という日が、
あなたの素敵な一日でありますように。
つながったご縁に心からの感謝をこめて。
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