「深層心理」のしくみ by おのころ心平

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◆◇ ユングの言葉 ◆◇
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おはようございます。
自然治癒力学校理事長、
おのころ心平です。

深層心理学者、
カール・グフタス・ユングの言葉に、

「内面で向き合わなかった問題は、
いずれ運命として出会うことになる」

というものがあります。
衝撃的でした。

抑圧し、封印したココロの課題は、
いずれ、人生における人間関係や、
場合によっては「病」として、
向き合うことになる・・・。

そんなふうに僕は、解釈しています。

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◆◇ 来所された70代男性 ◆◇
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一代で財をなし、地元の名士で、
多くの寄付も行ない、
地位も名誉も地元からの尊敬も手に入れた、
まさに成功物語を絵に描いたような方でした。

見たところ、顔色も姿勢もはつらつとしていて、
何かの疾患を患っていらっしゃる様子もない。

実際、健康診断も欠かさず、
フルマラソンも走れるほどカラダも鍛えているので、
不調はないとのこと。

「何も問題はないように思いますが……?」
と来所の理由を聞いてみたところ、

そのお答えは意外なところにありました。

「お恥ずかしながら……妻が、うつを患いまして」

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◆◇ 家族に出る症状 ◆◇
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僕たちカウンセラーがピンとくるのは、
これは、この男性の何らかの「防衛機制」が働いて、
その封印した心の闇が、
奥さんのほうに現象化したケースかもしれない
ということです。

実際、そうかどうかはカウンセリングの中で
ゆっくりと確かめていくのですが、

「お恥ずかしながら」という言葉遣いが
すでにそれを示唆しています。

男性が理想を掲げ、首尾一貫、
生きていこうとすると、

自分は自分の理想なので覚悟ができますが、
家族はそれほどの覚悟ができていないことが多く、
妻や子供に無理な期待を強いることになります。

そうすると、家族のひとりが
そのプレッシャーに負けしまい、
理想の対極にある〝現実〞を
見せてくれることがあるのです。

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◆◇ 本当の強さとは? ◆◇
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この男性にとって、
自分をよく見せたい人たち、・・・この方の場合は、
地元の商工会、市長さん、議員さんでしょうか、

と、同じような境界線を家族に引くと、
自分ばかりか家族を苦しめることに
なってしまいます。

この男性には、自分の弱み、短所、過去の後悔など、
普通なら見つめたくないリストを書き出してもらい、
それをもとに、奥さんとたくさん話を
してもらうことにしてもらいました。

自分の弱い部分に入っていけること、
それが本当の強さ。

奥さんはきっと、ご主人の弱みをすべて
引き受けてくれているほんとうは
とても強い人なんです、と。

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◆◇ シャドウの法則 ◆◇
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このケースのように、
ネガティブを封印したり、
抑圧したりするような
「ポジティブシンキング」は、

やがてエネルギーバランスが破綻し、
なんらかのトラブルとして目の前に
生じることが多いです。

自分の盲点となっているココロのシャドウが、
自分のカラダや、家族の問題として
現実化することがある・・・。

こうした深層心理のしくみを
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おのころ心平 一般社団法人自然治癒力学校理事長
22年間2万3千件以上のカウンセリング現場から見出したココロとカラダをつなぎ、自然治癒力スイッチを活性化するメソッドを、本、ブログ、メルマガ、そして講座・セミナーにて広く発信している。
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