痛みからの自立とセルフケア  from ほだっち(朝倉穂高)

 
おはようございます^^
 
痛みに寄り添い、希望と自信を与える
「慢性疼痛代弁士」のほだっちです。
普段は東京ドームの目の前
文京区本郷(水道橋)で臨床をしています。
(@ナチュケアケア水道橋外来センター)
 
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さて、いつもの二十四節気では
明後日の8月8日が「※立秋」です。
 
立秋 (りっしゅう) 8/8頃
七月節 八節
太陽視黄経 135 度
初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧)
この日から立冬の前日までが秋。
一年で一番暑い頃であるが、
一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。
暑中見舞いはこの前日まで
この日以降は残暑見舞い。
 
引用元:こよみのページより
 
 
 
毎日うだる様な暑さですが、
暦の上では秋の始まり。
陽極まって陰へ向かうということですね。
とは言え、まだまだ暑い日が続きます。
水分をしっかりとり、
熱中症には気をつけましょうね!
 
 
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★☆★本日のキーワード★☆★
#痛みの患者教育
#卒業
#消痛
#卒痛
#ヘルスリテラシー

 
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◆◇痛みからの卒業◇◆
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前回の記事で下記のことを書きました。
 
『慢性痛から早期に「さようなら」するためには
自分自身が痛みの仕組みを理解することが
もっと重要であり、結果的に痛みからの離脱へ
繋がります。』
 
「さようなら」とはどういう意味でしょうか?
 
最近の私の臨床のテーマは
痛みからの「卒業」です。
 
「卒業」??
 
単純に考えれば
長年の痛みから解放されることですよね?
 
単純に考えれば
痛みがないってこと?
 
そんな感じかと思います。
 
が、しかしです・・・。
 
 
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◆◇単純に痛みがなくなることではない?◇◆
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これまで、何度かに分けで
お話してきたように
痛みにはいろいろな性質や
痛みの種類がありましたよね?
 
ちょっと復習になりますが、
 
1)痛みの現場となる侵害受容性疼痛
例:切り傷や骨折など明らかに
損傷個所が痛みの発生源となるようなもの
 
2)神経障害性疼痛
例:痛みを伝達させる神経に問題があるもの
神経損傷、帯状疱疹後疼痛や癌による痛みなど 
 
3)非器質的心因性疼痛
(近年では心理社会性疼痛という傾向に)
例:いわゆる上記2つに問題がなく
ストレスや情動による痛み
 
4)中枢機能障害性疼痛
上記3に付随して脳と脊髄で痛みを
抑制させる機能が低下するため
痛みをより過敏に感じてしまう状態
例:代表的なのが線維筋痛症など
 
これまで、痛みについて
一口に痛みといっても
色々な痛みがあることを挙げました。
 
そのため痛みからの「卒業」と
いっても単純に痛みがなくなること
ではないのです。
 
 
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◆◇消痛ってなんだ?◇◆
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痛みがないことが「卒業」ではない!?
 
しいて言うなら、
消痛と卒痛の違いです。
上記は正式な医学用語ではありません。
私の勝手な造語です。
 
痛みとは一過性のものから持続的
断続的を含めて慢性的に続くものがあります。
 
すなわち、慢性痛であっても
痛みを感じていない時もあるのです。
 
この痛みが一過的にない状態を
消痛と表現するとしましょう。
 
そう考えると「消痛」って結構
多くないですか?
 
ひょっとしたら、いまこれを
読んでいる瞬間も痛みがあるあなたも
さっきまでは「消痛」していたかも
しれません。あるいは、この先
「消痛」している時間があるでしょう。
 
 
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◆◇卒痛とは?◇◆
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これに対して、「卒痛」とは
痛みがあったとしても、
痛みの負のサイクルから抜け出し
例え一過性の痛みを感じていたと
しても、それがすぐに「消痛」する
ことが分かれば、恐怖もなくなり
また日常の生活に戻れることを指します。
 
例えば、
これまで、構造的に腰椎椎間板ヘルニアが
腰痛の原因だと思い込んでいた人が
慢性の腰痛に悩まされていたとしましょう。
 
もし、この方の信念が
「自分の腰痛はヘルニアがあるからだ」
とすると、一時的に「消痛」したとしても
再び痛みを感じると
「あ~やっぱりヘルニアだから腰が痛い」
となってしまいます。
 
これでは、永遠に「卒痛」は
できませんし、一生ヘルニアからの
呪縛から解き放たれることはありません。
 
 
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◆◇痛みの自立とセルフケア◇◆
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もう少し分かりやすく臨床例でお話しましょう。
 
例えば、20年来の慢性腰痛を抱えたクライアントさん
がうちのオフィスに来たとします。
 
検査や状態を確認すると
明らかに、腰椎椎間板ヘルニアによる
兆候はありません。
 
でも、腰が痛いのです。
 
いろいろな原因があるにせよ、
ここでは単純に筋肉の問題だったと
しましょう。
 
数回施術を行っただけで、
長年苦しんでいた腰痛がなくなったとします。
 
普通だったら「あ~よかった腰痛が治った!!」
となり、一件落着ですよね?
 
しかし、ここに落とし穴があったのです。
 
普通の臨床は大体ここまでで終わりです・・・。
 
 
「痛みの患者教育」をちゃんとしていないと
数か月後に再び腰痛が起きた時に
「ヘルニアが悪化して腰痛が再発した!!」
となってしまいます。
 
「先生、やっぱりヘルニアが治ってません」
となるわけです。
 
もし、最初の段階で
「痛みの患者教育」
をちゃんと行っていれば、
再び腰が痛くなったとしても
あぁ~疲労が溜まったんだな。
「しばらくすればよくなるよな」
と思えるのです。
すると、どうでしょう?
予後はすぐに良くなり慢性化しにくいのです。
 
この状態を「痛みからの卒業」と呼んでいます。
 
きちんとヘルスリテラシーに基づいて
自分の痛みの原因をしっかりと
把握し、どうすればよくなるのかを
正しく理解していれば、不用意に
痛みの恐怖心(痛みの破局)に
悩まされなくなるのです。
 
そのために、正しい痛みの情報を知る
すなわち「痛みの患者教育」が必要に
なってきます。
 
これが痛みからの自立でもあり
セルフケアだと私は考えます。
 
では、今日はこの辺で、さようなら。
 
 
 
 
 
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From ほだっち(朝倉穂高)

朝倉穂高(ほだっち) WHO国際基準カイロプラクター
心と体を同期させ背骨から運命を創るカイロプラクター。
「背骨からあなたの運命を創りだす」を軸に、クライアントが真剣に自分の健康のことを一緒になって考えて、元気になっていくことを施術を通して伝えている。
◆先生の過去の投稿はこちら

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