
女を上げる整体指導士
からだデザイン研究所代表
いちい葉子です
からだデザイン研究所の
整体レッスンで、よくある一コマ
「最近いかがですか?」と、わたし
「う~ん・・・急に涼しくなったせいか・・・
なんだか喉がイガイガするような・・・
あと、便通も悪いんですよね・・・」
と、患者さんのAさん
気になる症状を訴えます
「睡眠がうまく取れていないためかと思いますので
夜寝る前に、この体操をやってください
それでも朝起きてスッキリしていないときは
肋骨を緩めるために、肘湯をしてくださいね」
と、ご指示させていただき
こう付け加えます
「やってみて、改善しないようでしたら
すぐに連絡してくださいね」
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◆◇ せっかくの処方箋を無駄にするのはもったいない ◇◆
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何も連絡がないまま、二週間後、
今度は整体の操法を受けにいらしたAさん
「その後いかがですか」
「それが・・・忙しくて教わった体操はなかなかできず
朝はバタバタで肘湯をやる時間がなくて」
「ふんふん、なるほど、で症状は?」
「のどの痛みがひどくなり咳が出始めたので
念のため病院に行ってお薬をもらったのですが
身体によくないかな、と思って
最初の一日だけ飲んでやめました
・・・・調子はあんまりよくならないし
よろしくお願いします」
「・・・・・・」
どうしたいのかなあ・・・
と、正直おもってしまいますし
ご自身の一番の理解者であり味方である
ご自分のからだを
なんで大事にしないんだ~!!!
と悔しくもあり
私がご指示したことは
整体指導としての処方箋
病院で医師が出した指示は
現代医学の薬の処方箋
どちらにも、かかってみたものの
処方箋をそのとおり実践しないのですから
治療家も医療者もお手上げです
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◆◇ 他力本願ではない治療をするためには ◇◆
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どのような改善方法、治療法をとるにしても
その選択、受けるタイミングを決めるのは
当のご本人で
医師や治療者、セラピストは
結局、伴走することしかできません
さらに
選択し、治療が始まったとしても
その処方箋を活かさず
自己判断ですすめると
思わぬ遠回りをしたり
結果が伴わなかったり
時間と費用が膨大にかかったり
と、不本意な結果になることも少なくありません
この方法を試してみようと思ったら
信頼できる治療家・セラピストに出会ったら
我流ではなく、一度どっぷり専門家の指示に従ってみること
そして
患者ももっと知識をつけること
これが大事なのではないかと
自分の実体験で感じています
母のがん治療の時に
思う治療ができなかった、という経験
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◆◇ 患者中心の医療◇◆
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患者力を高めるために
是非ご紹介したい
一大イベントがあります
第21回日本統合医療学会・合同大会
(共催:日本ホリスティック医学協会)
『患者中心の医療』
http://www.holistic-medicine.or.jp/news/n_society/entry5429.php
東京有明医療大学教授 川嶋朗先生を大会長に
我らがおのころ心平先生も
全面的に運営に関わられバックアップ
そして、
ホリスティック医学協会が共催するこの学会
面白くないわけがない!
私も運営委員の一人として
当日はお手伝いさせていただいております
皆で患者力を高める秋にしませんか?
事前登録(割引対象)は10月31日まで
詳細はこちらから↓↓↓
http://www.holistic-medicine.or.jp/news/n_society/entry5429.php
11月25日・26日
会場にてお目にかかれますこと
愉しみにしております
いちい葉子 整体師
からだデザイン研究所代表。女をあげる整体指導士。
ホリスティック医学の考え方をベースに、整体体操と食養生法を組み合わせたオリジナルのメンテナンス法を使い、自然治癒力を高め、美と健康を自ら創造していくノウハウを提供している。著書に『40代からの女を上げる整体学』
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