
あなたの名前に隠された秘密を
知りたくはないですか?
名前のもつ音の意味から
「使命」をひも解く名前のことだま師ちあきです。
日本には古来から先人たちが大切にしてきた
「言葉」があります。
言葉には秘められた想いや知恵があります。
今まで当たり前のように使って来たのに
知らずにいたことなど。
言葉の扉を開けて見て行きたいと思います。
どうぞお付き合いください。
毎日暑い日が続きますね。
とは言え、七十二候で季節を見てみると・・・
第三十八候 立秋 次候
寒蟬鳴(ひぐらしなく)
秋に鳴く蟬と言われる「ひぐらし」が
夏の終わりを告げるように鳴く頃です。
━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 日本の特徴って何? ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━
和風、和物、和柄・・・というように
日本の事を表す時に「和」という言葉を
使います。
日本を「和の国」と表現することも。
では「和」とは何でしょうか。
「和をもって尊しとなす」
これは604年に聖徳太子が制定した
日本最古の憲法「十七憲法」の第一条です。
「和」という「軸」が存在することを感じ
最も崇高な目的に立って生きなさい」と
解いています。
つまり
「人と争わずに調和をもつこと」
その事が憲法の一番最初に書かれるほど
大事なことなのです。
今では
「お友達とは仲良くしましょう」
「人とは仲良く」
言い方は違えど
大人から子供へと伝えられています。
遥か悠久のかなたに作られた憲法なのに
最も大切なのは「和」なんだと
今現在も伝え続けられ、大事にされている。
「和」を大切にすることが
日本という国の大きな特徴だと思うのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 和 = 調和(バランス) ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━
すべての物事は最後に統合され
調和し、平和へと至ることを
「わ」のことだまは教えています。
「わ」の特徴は、相手に合わせることが出来る。
相手を受け入れる働きを持っています。
違うものを取り入れることが出来るのは
違うものを認めていくことであり
違いを認めてひとつにすること。
人との和を重んじ、団結して一つのことを
成し遂げる。
それは互いを尊重し、バランスが取れなければ
出来ないことなのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 違いを認め、ひとつになる ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
違いを認めて一つになるといえば。
日本の風習の中で見ることが出来ます。
例えば・・・
12月24日はクリスマス・イブを楽しみ
12月31日は除夜の鐘に耳を傾け
1月1日には初詣・・・と。
まるで当たり前のように、何の違和感もなく
過ごす年末年始の風景ですが。
キリスト教仏教、神道と三つの宗教が
なんのトラブルもなく共存しています。
違いを認め、受け入れ、取り込む。
そして一つに出来るのは「和の国」である
特徴なのでしょう
「和の精神」は意識していなくても
私達の心の奥に刻まれている、大切な財産。
そう思うのです。
今日という日が、
あなたの素敵な一日でありますように。
つながったご縁に心からの感謝をこめて。
[template id=”942″]