
こんにちは!
「人生のリニューアル」をテーマにお伝えする
幸せ転職コンサルタントの横山秋子です。
キャリア・コンサルタントの視点で
ココロとカラダを整えながら
夢を叶える「人生のリニューアル」のヒントを
お伝えしてまいります。
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◆◇キーワードは“優しさ”◆◇
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2018年新入社員の理想の上司は
男性は「内村光良」さん。
その理由は、
「失敗しても優しくフォローしてくれて、
安心して一緒に働けそうだから」
女性は「水卜麻美」さん。
「優しく教えてもらえそうだし、
明るそうな性格で楽しそうだから」
(明治安田生命 アンケート調査より)
そして、
「松岡修造」さんは、
男性からは“指導力がある”ところ、
女性からは“熱血” であるところを支持され、
毎年上位にランクイン。
キーワードは「優しさ」
あなたの理想の上司像は
いかがでしょうか?
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◆◇空飛ぶ広報室◆◇
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最近、私がはまっている、
TBSオンデマンドのドラマ
「空飛ぶ広報室」はご存知でしょうか?
テレビディレクター(新垣結衣)と
元戦闘機パイロット(綾野剛)が主演。
人生の壁にぶち当たった2人が
新たな夢を見つける姿を描くドラマです。
航空自衛隊という特殊な組織と
TV報道という組み合わせもユニークで、
そこで働く人たちの対照的な個性が際立ち、
すぐに惹きこまれました。
特に魅力的なのは柴田恭平演じる
人間味あふれる広報室室長。
とにかくカッコいい上司です。
ある時は我が子を命がけで守ろうとする
「親」のようでもあり、
ある時は人としての正しい道へと導く
「先生」のようです。
深い話を分かりやすく、
相手の機根にあわせて伝える。
相手の気づきを促しながら、
どんなときにも冷静で、
優しく、愛情豊かに部下の成長を見守る。
そして、譲れないところは
びしっと厳しく釘を刺す。
そのさじ加減の見事さに
何度も唸りました。
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◆◇転ばなければ
立ち上がることが身につかない◆◇
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よちよち歩きの赤ちゃんが
尻もちをつきながら、
頼りない足取りでバランスを取り、
何度転んでも立ち上がろうとする姿には
感動しますね。
そして、周りの大人は
ケガなどの危険がない限り、
「がんばれ!」と手を出すのをこらえて、
見守ることが大切だと知っています。
尻もちや、転ぶことを経験しないで
立ち上がることは身につかず、
歩き出すこともできない。
誰もが通った成長のプロセス。
小さな失敗の経験が、
自分で考え行動するきっかけに
なると知っているから。
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◆◇失敗する権利◆◇
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ですが、
意外に難しいのがじっと見守ること。
見守る側にも辛抱強さや
先を見通すチカラが求められます。
失敗して傷を負わせたくないと、
ついつい口や手を出してしまう。
それは、優しさや愛から
発することもあるのですが、
失敗する経験を積まなかった結果、
親は子どもの、先生は生徒の、
そして、上司は部下の
成長のチャンスを
奪ってはいないでしょうか。
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試行錯誤をくりかえし、
希望と絶望を経験したからこそ
味わえる歓びがあることを知って欲しい…
親や先生や上司が、そんな願いをこめて、
未熟で危なっかしい
子や生徒や部下の状況をずっと見守り、
最善のアプローチ方法を探りながら
関わろうとしてくれたら、
不安を抱えながらも
チャレンジできるのではないでしょうか。
ドラマの中でも、
対照的に見える人や組織が
さまざまな出来事を通して
それぞれのミッションに目覚め、
共感し合える関係性になっていきます。
そんな風に、家庭や学校、
職場などの環境を醸成することができれば
人はいろいろな経験を通して
想像もつかないほどの
成長を遂げることがあるのです。
◆ 「人生のリニューアル」のための
今日のヒント
「いつか空の飛び方を
知りたいと思っている者は、
まず立ちあがり、
歩き、走り、登り、踊ることを
学ばなければならない。
その過程を飛ばして、
飛ぶことはできないのだ。」
ニーチェ (ドイツの哲学者、古典文献学者)
それでは、
今日も豊かな1日を!