《性》は《イノチ》の根源 From Dr.やすこ

ごきげんよう!
今回のメルマガ配信は7月13日ですが、
7月7日の七夕の日に願いと祈りを込めて書いています。

*。・゜・*。・゜・*。・゜・*。・゜・。*。・゜・*。
7月に入り、台風の速報が入り、
去ったと思ったら、雨・風・雷のこれでもかの到来。

自然の壮大さには到底敵わない。
自然災害と言う言葉に私は疑問を持っています。
それは人間中心の社会を前提に語られている気がするからです。

もちろん、被害にあったり、生死に関わることはあるので、
簡単にそのことを言語化することは難しい一面があります。

ですが、私自身は、自分が自然の一部に過ぎないことを、
常に思うように心がけるようにしています。
(普段は忘れますが・・・)

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◆◇《性》のことを語るようになって変わったこと◇◆
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いつも元気で健康で楽しく暮らすことがいかに有難いことか?
そんな気持ちになったのが、
私のルーツをたどっていったときのことです。

佐賀在住の草場一壽さん作
いのちのまつりー「ヌチヌグスージ」(サンマーク出版)

御墓参りに沖縄を訪れた男の子が
自分のご先祖さまに触れるというお話。

私のご先祖さまとは?
何人いるのかしら?

いっぱいだって分かっているけど、
それが途方も無い数だと言うことを、
視覚的に見せてくれる本です。

では、その始まりはどこにある?
ニワトリが先か?卵が先か?
の議論にもなりますが、
それを一度は考えてみてはと提案しています。

そうすると、それはいつかは断定できないけど、
人類の始まりではないかと思えてくる。

で、そこで終わりではなく、
人類が始まる以前のこと、
生物の始まり、
地球の始まり、
宇宙の始まり・・・

シーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

無言になるワタシ。

そこから、過去に戻した時計を超早送りで《今》に戻します。

命は尊くて、大事にしなくてはいけないもの、
という当たり前のことを、
もはや言葉では語れない。
体験を通して感じてもらうことが大事だと痛感しました。

そこから私の語りは変わりました。

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◆◇《性》の話を食卓に??◇◆
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宇宙が始まって137億年が経ったと言われますが、
宇宙の始まりより先に、
地球の始まりより先に、
自分がどうやって生まれてきたか、
不思議に思うのはとても自然なことです。

赤ちゃんがなぜお腹の中に入れるのか?
なぜ、お父さんではなく、お母さんなのか?
そして、どうやって出てくるのか?

子どもの成長発達の段階で、
必ず質問します。

これにどれだけの大人が答えられるでしょうか?
私ももうすぐアラフィフとなりますが、
私の世代は小学校高学年になると
雌しべ雄しべの話から聞かされました。

確かに、
カラダがホルモンの影響で大人のカラダに変化するとき。
微妙にココロがずれて成長するこの時期は、
面映ゆさと罪悪感が入り混じって
直視できない子がたくさんいました。

でも5、6歳までのなぜなぜ期の子は、
お風呂に入って入るとき、
ご飯を食べるとき、
ご飯を作って入るとき、
買い物をして入るとき、

いつ聞いてくるかわかりません。

でも、ピンチはチャンス!

ココロの変化。
カラダの反応の変化。
ペニスとヴァギナのこと。
赤ちゃんの元の精子と卵子のこと。
科学的に正しく、
そして、わかりやすくお話すること。

ただそれだけで良いです。
子どもたちは目をキラキラ輝かせて、
自分が生まれてきたことの神秘と正当性を
自我 に植えつけます。
そして、なんども確かめたがります。

その時は、飽きるまでお話してくださいね。
何度も話すことで、その後の成長段階で、
ある時《腑に落ちる》のです。

このルーツを話すことこそが《性共育》の柱のひとつです。
そして、あえて食卓に持ち込むのではなく、
子どもに尋ねられたら、
食卓でも話すことができる、
そんな日常に《性》を語ることをオススメしたいのです。

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◆◇《性》を語るときの大人側のココロにあるもの◇◆
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どうして僕は生まれてきたの?
と聞く子もいれば、
知っている子もます。

映画『うまれる』の監修をされている
産婦人科の池川明先生の長年の聴き取り調査で、
胎内記憶だけでなく、
生まれる前の記憶をもつ子がたくさんいることが
広く知られるようになりました。

まだ観てない方は是非ご覧になってください。
(『うまれる』『ずっと いっしょ』の情報は→http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html)

いつ?
どうやって?
どのように?
生まれたかを探求することはとても自然なこと。

それをしないできた大人は、
もしくは、聞いても答えてもらえなかった大人は、
答えを持っていません。

さらに、自分が小さかった頃に
教わった、
教えられた、
植えつけられた何かがあり、
《性》のことをいけないこと、
語るのはいけないこと、
恥ずかしいことと
捉えている状態になっているだけです。

 

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◆◇《性》のことを語るための極意◆
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①ピンチはチャンス
また今度ねで逃げないで。
いつ聞いてくるかわからないときのために
絵本を用意してみるのも良いですね。
参考図書 童心社より お母さんとみる性の本シリーズ
『わたしのはなし』『ぼくのはなし』『ふたりのはなし』

②当たり前のこと、恥ずかしいことではないよ。
もじもじしないで話ましょう。
子どもは実は内容のことよりも、
話している大人の態度を見ている。

 

③明るく、はっきり、さらりと ね。
大人が誠意を持って説明してくれている態度。
子どもには必要ないとか
子どもはわからないだろうとか
そんなことは考えないで、
今自分が知っている内容について
話すだでけでよい。
わからないことは、
一緒に考えたり調べると良いです。

④何と言っても先手必勝
大人の早いはいつでも遅すぎるのです。
でも、ああ、遅かったと思っていても大丈夫。
いつから始めても、遅すぎることはありません。

この4つの極意は、
日本アマナ性共育協会(通称JAEI)を立ち上げた
池本千有さんが助産師時代にずっと語ってきたもの。

自分が語れない時は、全国でこの極意を語る場ができています。
どうぞご活用ください。→http://jaei.jp/

子どもに《性》を語ることで、
大人側もやり残した自分のルーツに出会うことができる。

それは、何歳になっても気づいた時に始めたらいいのです。

そして、未曾有のことが起きた時、
しばらくは何も考えられなくても、
この命の根源に触れられた時、
『私は大丈夫』と思えるのではないか。

そう思っていますし、
そう確信しています。

《性》を語ることは《イノチ》を語ることにつながる。
そして、《イノチ》とは《愛》そのものです。

2017年七夕

 

∞Dr.やすこ∞のはっちゃけ人生 http://ameblo.jp/mopera888/
FBページ https://www.facebook.com/yasuko.nishimura.583

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Dr.やすこ 医師(神経内科)
一般社団法人性愛セラピスト協会認定性愛セラピストトレーナーとしても活躍。
思春期の子どもの性教育や親子でできる性の話を伝えている。
◆ブログ http://ameblo.jp/mopera888/
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