
あなたの名前に隠された秘密を
知りたくはないですか?
名前のもつ音の意味から
「使命」をひも解く名前のことだま師ちあきです。
日本には古来から先人たちが大切にしてきた
「言葉」があります。
言葉には秘められた想いや知恵があります。
今まで当たり前のように使って来たのに
知らずにいたことなど。
言葉の扉を開けて見て行きたいと思います。
どうぞお付き合いください。
口から発した言葉がその通りになる。
言葉が持つ不思議な力を古代の人々は
信じていました。
その思いは現代にも受け継がれています。
結婚式などで
「切る」「別れる」「離れる」など
おめでたい席では口に出してはいけない。
そんな話を聞かれたことがあると
思うのですが。
知ってか知らずか私たちの心のどこかに
昔からの知恵として根付いているようです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 言葉を通して伝わること ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人と人とのコミュニケーションにおいて
日本では、特に挨拶を大事にしています。
「おはよう」
「こんにちは」
幼い頃から当たり前のように
口にする言葉ですが、これもまた
親から子へ、親はまたその親からと
遡ると遠い祖先へ繋がっています。
そう考えると、なんだか不思議だなと
私は思うのです。
必要でなければ、連綿と続くことなく
どこかで途切れたり
なくなっていてもおかしくはないでしょう。
言葉の持つ力と言うと
少し大げさかもしれませんが
挨拶を通じて、人と人とのつながりは
より強くなり、大切だと思うから今日にまで
無くならずに伝えられたように思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 感情は感染する ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ほんの少しの言葉使いで、人は感情を
左右されます。
荒々しい言葉を投げかけられると
何だかこちらの気持ちまで攻撃的になったり。
また、その逆も然り。
例えば、朝。
誰かから笑顔で「おはようございます」と
挨拶されて不機嫌になるっていう方は
まずいらっしゃらないのではないかと思うのです。
大抵の方は、何だか楽しいような
嬉しい心持ちになるのではないでしょうか。
すると、今度は自分が笑顔で誰かに
「おはようございます」と言うかもしれません。
意識していなくても、穏やかだったり
素敵な笑みを浮かべているかもしれません。
そうやって、次々に嬉しい心持ちは
繋がって行くとしたら。
気持ちよく一日が
スタートするのではないでしょうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇ 受け取り、繋げていくことば ◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
語源について調べたところ、次のように
記されていました。
【おはよう】
意味/
朝、人に会ったときのことば。
もとは、相手が「早く出てきた」ことに
対する挨拶。
形容詞「お早い」連用形「お早く」の
ウ音便。
丁寧に言うと
「おはようございます」ですね。
本来は、あとから来た人から先に言う
ことばだそうです。
なんでも、現在はその意味が
失われているといいます。
【こんにちは】
意味/
昼間、人に会ったり人を訪ねたり
した時のことば。
「今日(こんにち)はご機嫌
いかがですか」
「今日はよいお日和(ひより)で」などの
「今日は…」以降を略したものだそうです。
【お休みなさい】
意味/
寝る時にいうことば。
「休みなさい」の丁寧表現。
これを寝る時の挨拶に用いたもので
略して「お休み」となりました。
(参照/日本語語源辞典)
言葉は時代によって
少しずつ変化する、生き物なのかもしれません。
使う私たちによって
表現方法や意味が変わって行くのかもしれない。
だけど、その言葉に託された本質や思いは
変わることなく受け継がれていく。
受け取った者たちは子孫へと伝えていく。
果てしなく思いを届ける、まるでリレーのようです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
今日という日が、
あなたの素敵な一日でありますように。
つながったご縁に心からの感謝をこめて。
高橋千晃(たかはし ちあき) 名前のことだま師®
名前のことだま師®ことばがもつ大きな力を一番発揮している名前を紐解き、名前に隠されたメッセージや使命を伝え、それぞれの幸せへと導いている。
◆ブログ ことのはつづり ~名前はあなたの道しるべ~
◆先生の過去の投稿はこちら