
おはようございます。
新潟で【オキシトシン】や【触れること】
について発信しています。
理学療法士の高野です。
最近僕の周りで、
のどの痛みや咳が出ちゃっている人が増えております。
皆さんの周りではいかがでしょうか?
今回は、咳が結構出たときにピッタリの
オキシトシン・マッサージをご紹介しますね。
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◆◇ ああ、咳よ ◇◆
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咳って本来、気管支や肺をきれいにしてくれる働きをしています。
反射的なもので、異物や粘膜を取り除き、
肺の炎症を防ぐ重要な役割があります。
カラダを守る仕組みとして、
なくてはならないものなのですね。
でもね、夜中に咳が続いて寝付けない。
そんな場面に遭遇すると、とってもつらいです。
ましてや、隣で寝ている子どもが、そんな様子であったらば、
「なんとかしてあげたい」
「眠れるようにしてやりたい」
そう思いますよね。
そんなときは優しくカラダに触れてあげることが
効果を発揮することがありますz。
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◆◇ 実践!オキシトシン・マッサージ ◇◆
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手順は簡単です。
軽く圧をかけながら、
【優しく、軽く、ゆっくり】マッサージすることが、
なにより大事です。
場所は、「その辺り」の感覚で大丈夫です。
1 胸(胸骨)からお腹に向かって、さするようにマッサージします。
2 胸(胸骨上部)から腕の付け根に向かって、軽く圧をかけながらマッサージします。
3 同じように、胸(胸骨上部から下部)から肋骨に沿って、カラダの側面に向けてマッサージします。
4 腕の外側を手首まで、軽く圧をかけながらマッサージします(特に手首付近は集中的にマッサージします)。
5 手首の外側から親指の先までマッサージします(特に親指の腹は集中的にマッサージします)。
6 親指と人差し指の間(すこし人差し指近く)を優しく押さえます。
左右ともに、同様にマッサージします。
それぞれの場所を、5~10回マッサージしてください。
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◆◇ 【触れる】という最強の武器 ◇◆
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子どものカラダって、余計な緊張がありません。
だから、私たちが触れるだけでも、
す~ぐに反応してくれます、面白いほど。
ホントにわずかな力で変化しますので、
子どもたちのカラダを健やかに保つためには
【触れること】は最強の武器になるのですね。
ぜひ、お試しください。
咳のとき以外にも、とっても落ち着くのでオススメです。
本日もありがとうございました。
高野義隆 理学療法士
フィジカルセラピスト。 触れることを通じて、他者への信頼感や安らぎを生み出すホルモン:オキシトシンの分泌を促し(オキシトシン・マッサージ)、身体のケアからココロのケアまでを行っている。
◆ブログ 【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】
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