おはようございます。
「へその緒の会」の浅井あきよです。

「子育てはおなかの中から始まっている」

現代に生きる古人の智慧「胎教」を
「おなかの中からの子育てレッスン」という名で
お伝えしています。

と、ここは毎回の決まり文句なのですが

「子育てはおなかの中から」ということを
最初に気付かせてくれた
野口整体の創始者野口晴哉師が

ある雑誌の特集で取り上げられていますので
ご紹介しますね。

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◆◇月刊「秘伝」6月号の特集は「野口整体」◇◆
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武道・武術の雑誌「秘伝」最新号
特集は「野口整体」です。

整体という言葉を初めて使ったのが
野口晴哉師(1911~1976)ですが

もともとは、整った体を意味したのが

後にカイロプラティクを整体と訳した人がいて
「整体する」と
動詞として使われるようになった。

そこで、もともとの整体の事を区別するために
周りの人は「野口整体」と呼ぶようになった。

(本家の整体協会では、野口整体とは言いません)

この雑誌で
記事を書いている人は

野口晴哉師から言えば
孫弟子や(ひ孫弟子)にあたる人たちです。

戦前
療術の技術を整理統合しようという動きがあり
その中心に、天才的治療家であった
野口晴哉師がいました。

しかし、戦後、野口晴哉師は
治療ではなく
体育(からだそだて)の団体として
文部省に届け出て
財団法人「整体協会」を作ります。

自分の健康は自分でつくる。
というスタンスです。

小柄な野口晴哉師ですが
からだの急所を知り尽くした名人ならでは
のエピソード

暴漢に狙われたときに
ライター一つで相手の急所を突き
倒した話なども

武術の雑誌だからでしょう
紹介されています。

興味ある方は、読んでみてください。

断捨離のやましたひでこさんの師である
沖ヨガの沖正弘師も

また、やましたひでこさんの本にも紹介されている
武道家、整体指導者
三枝龍生師も登場します。

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◆◇「女性はお産をした方が美しくなる」◇◆
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私が初めて、
野口晴哉師の本に出合ったのは
まだ20代の新米ママだった時で

「妊娠・出産・子育て」をひとつづきと捉える
その考え方に引き付けられました。

一人目の子を妊娠した時から
「おなかの赤ちゃんにするといいことって
きっとあるに違いない」と
思っていたのですが

「おなかの中にいる時から話しかけると
よく話が通じる子どもになる」
というのを読んで

「そうそう!
こういうことを知りたかった!」

と思いました。

さらに
女性週刊誌風に書けば

「産んで太らない整体出産!」
「もっと感じる女になれる整体出産!」

そんな風に私は整体を受け取りました。

それに、
お産については
「本来女性は妊娠出産をした方が
美しくなるのです。」
とも、言っているではありませんか。

これは、実行しない手はない!と。

まず、本だけではわからない
「活元運動」というのを体験しに
「活元会」に行きました。

次の子どもを妊娠するまでに
身に付けようというわけです。

「自転車に乗れるようになれば
何年間か乗らなくても、すぐに乗れる」

「乗れるようになるまでは、
毎日練習をした方がよい」と聞いて、

毎日
子どもの昼寝の時間に合わせて
鍵を閉め、カーテンも引いて

型通りの準備運動をして
音楽をかけ
活元運動をしましたよ。

片道2時間もかけて、二子玉川にある
整体協会の本部道場まで通いました。

広ーい畳敷きの、
すばらしい和風建築の建物です。

愉氣法講座というのにも
参加しました。

当時、野口晴哉先生がご本人が指導をしていて
小柄なその姿は仙人のように見えました。

1歳児を預けて参加するのは、
とても大変だったのですが

「今しかない」という思いに
背中を押されるように
2人目を妊娠してからも通いました。

あるとき、
5月の愉氣法の講座の時だったかと思いますが
「来月からは私はこの講座に出ません」
と晴哉先生がおっしゃったので

あれ?どういうことかな?
と思って聞いていたのですが
翌月、6月22日に先生は亡くなられました。

7月に私は2人目を出産しました。
確かに、普通のお産の後と違う
ということを、自らのからだで体験しました。

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◆◇「整体的子育て」の山上亮先生◇◆
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病気からではなく、私は
「妊娠・出産・子育て」で
整体の考え方に助けられたので

これから「妊娠~子育て」する人にも
役に立ったらいいと思い
「へその緒の会」で活動をしています。

現在は「整体的子育て」という著書のある
山上亮先生に
定期的に来ていただいています。

(山上亮先生のこの本の帯には
「整体×シュタイナー教育」とあるのですよ)

さて
最初に紹介した 月刊「秘伝」
表紙には操法をしている野口晴哉師

そして、山上亮先生の写真が載っています。

コチラから
見ることができます。
http://www.heso-no-o.jp/blog/20180515blog/

今日は
「子育てはおなかの中から」の元となった
野口晴哉先生のことを書きました。

整体の基本となる
●愉氣(手当)
●活元運動(自働運動)
●体癖論
●潜在意識教育
のことに詳しくは触れませんでしたが
先ほどの雑誌には程よくコンパクトに
まとめられています。

山上亮先生
今月6月16日(土)
東京・葛飾の「へその緒の会」で
午前に子連れ可の【整体的子育て講座】
http://www.heso-no-o.jp/lesson/mother/manual_therapeutics/
午後に大人だけの【骨盤イキイキ講座】
http://www.heso-no-o.jp/lesson/seasons_bodywork/
がありますよ。

「子育てはおなかのなかから」
「胎教は受胎前から」
NPO法人「へその緒の会」の浅井あきよでした。

 

 

子どもの頃から『ただのお母さんになる』のが目標。
24歳で結婚・25〜35歳で4児の母に。
その間の師との出会いで「子育ては胎児期から」と気づく。
7年間の伊豆の山暮らしの後に両親の創立した幼稚園を夫と共に継ぎ2008年まで園長。
幼稚園でも妊娠中のママの会を開く。
2011年「へその緒の会」を立上げ「胎教レッスン」を行なう。
尊敬する師:野口晴哉 師・原田湛玄 老師・伊藤真愚 師

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