性×数字に見る必要かつ大事なこと from Dr.やすこ

ごきげんよう!
女性のためのココロとカラダ研究所
シェアサロン『あいとぴあ』のアントレプレナーの
Dr.やすこです。

夏も近く八十八夜を前に、新茶が届き、
今はなんでも先取りを目指しているなあと感じます。
しかも、無農薬です。
カラダに良くて、どこよりも早くの時代。

そういえば、江戸の人は、
初物を借金してでも手に入れた。
昔からあるあるですね。

そして情報を制したものが勝つとも言われますが、
まさに日常セラピーの内容は情報の先駆け
なのではないでしょうか?
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◆◇ “性”に関連した数字のこと◇◆
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生々しい数字になるかもしれませんが、
数字から見る“性”のことを書いてみたいと思います。
人工妊娠中絶は平成26年度の調査で年間約18万
(自然妊娠中絶も約18万人を合わせると‥‥)
実は1960年頃は年間100万人とも言われ、
自殺される人の数が3万人の現代において、
病気や自然死以外で論じるべき数字、
そして社会で考えて行くべき数字であることは
間違いない事実だと思います。

もう少し詳しく掘り下げて行くと、
20歳未満の中絶数は平成28年度で14,666件。
平成24年度が20,659件から減少しているものの
平成28年度15歳未満の中絶数が200件あり、
性の低年齢化と未成年の人工妊娠中絶のことは、
まだまだ真摯に考えていく必要があります。

一方で、18歳から34歳の未婚者のうち、
セ ックス経験がない人の割合は4割を超えており、
30代のセ ックス未経験者は4人に1人とも言われます。

つまり、性に対して興味がある年齢の低年齢化傾向と
一方で、結婚適齢期および出産適齢年代のセ ックス離れ
という不思議な現象を解決しないといけない現状があるのです。

この2点。
セックスについて、話題にしないことは、
日本の経済という点からも憂う問題なのです。

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◆◇ “性教育”の問題点◇◆
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中学校で実際に性教育をしているのですが、
さまざまなテキストをのぞいてみると、
ほとんどの文言に、“性”は“命”のことと書いています。

でも人工妊娠中絶の話もあるにもかかわらず、
避妊については教える項目から外されている実態があります。
教える立場のスタンスとして、
望まぬ妊娠を回避する方法があるのに、
教えてはならないのか?という疑問があり、
わたしは教えるべき、という立場を取っています。

中学を出てたら社会人になる子もいます。
そうしたら、いつ“性”“避妊”を教えるのでしょうか?
わたしは習っていないから、子どももなんとかなるもの。
そう思っている親もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
でも、できるだけ段階を踏んで大人が直接教えるべきです。

もちろんそれには複数のポイントがあって、
ただ避妊方法を伝えればいいという訳ではありません。

誰しもセ ックスを介して生まれるということ。
セ ックスで綿々と命を繋いできたということ。
体外受精という技術もありますが、
それでも子どもを希望する場合、
そこにはセ ックスがあるということ。

成長とともに、愛する人ができたら
セ ックスをすることはとても自然なこと。
セ ックスはコミュニケーションのひとつであること。
人間の三大欲のひとつであること。
セ ックスは健康があってはじめて成り立つこと。

そこには責任ということがセットであること。

では、責任とは。
きちんとセ ックスについて学ぶこと。
関わる大人は隠すのではなくしっかり教えること。
命の方向性を示すこと。

この問題に対し、
表の面と
奥の奥を教えること。
これはセットなんだと思います。

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◆◇ “性”は何度でも必要とあらば具体的に教える◇◆
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現代はマニュアル時代。
みんなトリセツを読めば学べると思いがちです。

ある方からの実際にあった事例を挙げますね。

高校生の男の子にコンドームの付け方の指導中
左手の人差し指と中指にはめ方をレクチャー。
(もちろんセ ックスを推奨している訳ではありません)

しかし、その後の話で、実際の行為に及んだ時、
彼は指にコンドームを付け、
彼女とセ ックスをしたそう。

彼はその後、そうしたことを重く受け止めてはいますが、
彼女も自分のことを守る視点での
コミュニケーションが足りなかったと回想しています。

“性”へのタガが外れているのではなく、
どうしようもない衝動が働く世代。
それは本人の気持ちだけでは抑えられないほどの
ホルモンの働きによること。

もちろん理性で抑えることも、
学ぶ必要がありますが、
“性”への無関心な状態よりも、
わたしは健康的なことではないかと
受け止めています。

ですから、“性”をいけないこととするのではなく、
当たり前に起こる現象であること、
抑えられない衝動については、
理性という自制するココロを作るのも
その流れで必要なこと。
“性”について一生涯、変化をしながらも
生きる上で必要なこととすること。
それを大事にしています。

さて、前述の指にコンドームを付けての性行為の話。

やはり、その付け方はきちんと教えるべき。
現在はビデオでもみることもできます。

望まぬ妊娠、性感染症を予防する上でも大切。
結婚してから教えるのではなく、
紳士淑女の嗜みとして知っておきたいですね。
ご参考になれば→https://matome.naver.jp/odai/2140647318590551501/2140647369490863903

Dr.やすこ 医師(神経内科)
一般社団法人性愛セラピスト協会認定性愛セラピストトレーナーとしても活躍。
思春期の子どもの性教育や親子でできる性の話を伝えている。
◆先生の過去の投稿はこちら

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