『痛みはあなたのジェントルな場所にこそ起こる』 from高野義隆

おはようございます。

新潟で【オキシトシン】や【触れること】

について発信しています。

理学療法士の高野です。

 

 

 

 

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◆◇ 膝が痛いときに思うこと ◇◆
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整形外科病院で勤務していると、

いろんな痛みを抱えて

来院する方とお会いします。

 

その中で

膝の痛みって

メジャーな痛みの1つです。

 

 

僕たちは膝が痛ければ、

 

「膝~。何やっとる!」

「なんとか痛くなくなれ~」

「膝~。おら~おら~」

 

 

なんつって

そこだけに集中しちゃうんですが、

 

膝だけを治療対象にしていては、

うまくいかないことが多いのが事実。

 

 

でも、これ

患者さんには、なかなか理解が難しいです。

だって、痛いのは膝だものね。

 

 

そんな時によ~く使うのは

例え話です。

 

 

 

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◆◇ 【運命共同体的】三兄弟 ◇◆
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膝は曲げたり、伸ばしたりするのが

大得意。

すっごく大きく動きます。

 

正座しているときの角度は

150度程度ですので、

かなり曲がることになります。

 

 

だけど、

ねじったり

内や外にひねったりする動きは

構造上あまり得意ではありません。

 

 

慢性的に膝のトラブルがある人は

その不得意な動きをしてきた結果、

痛めてしまうことが多いのです。

 

 

なぜ膝は

不得意な動きをしてしまうのか?

 

 

それには

人には言えない深い事情があるのです。

たぶん・・・・。

 

 

膝の上下には、

上:股関節

下:足関節

があります。

 

 

この2つの関節、

いろんな方向に自由に動きます。

 

股関節は

構造上、球関節といって、

あらゆる方向に動けます。

 

 

それは

【大きく自由な長男】

といった感じです。

 

 

足関節は

細かい関節が集まって、

あらゆる方向に動けます。

 

さながら

【小さいけどちょこまか動く三男】

といった感じです。

 

 

 

そして、そんな自由に動くことができる

2人の兄弟をもった

【真面目な次男・膝】。

 

 

そんな三兄弟は

筋肉という絆で連結されているので、

運命共同体のような感じです。

 

 

股関節という兄。

足関節という弟。

 

どっちかが動くことをなまけたとき、

どっちかが頼りなくなっちゃったとき、

どっちかが偏り過ぎたとき、

 

 

間に挟まれた【膝】に

キャパ以上のストレスが加わるのです。

 

本来苦手な

ひねったり、ねじったり・・・・。

 

その結果、

無理がきて

ついに痛みとなって

ダウンしちゃう。

 

 

自由に動ける兄弟をうらやましく

思いながら、

 

カラダ全体のバランスをとるために

自分のキャパを超えて

頑張っているんです。

あなたの【膝】はね。

 

 

 

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◆◇ カラダの中にある助け合い ◇◆
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【助け合いは人と人のあいだだけではなく、

ひとりの人間の肉体の中でも、

お互いを尊重し、譲り合うという行為が

行われているのではないでしょうか】

 

『跳びはねる思考』 東田直樹 著

 

 

 

痛みがある場所は、

実はカラダの他の場所をかばっている。

助け合っている。

 

 

その結果なんだ。

とってもジェントルな場所なんだ。

 

 

そう思うと

なんだか感謝の気持ちがでてきます。

 

 

あなたの【ひざ】も、頑張っていますよ。

今日は優しく触れてあげてくださいね。

 

 

 

高野義隆 理学療法士
フィジカルセラピスト。 触れることを通じて、他者への信頼感や安らぎを生み出すホルモン:オキシトシンの分泌を促し(オキシトシン・マッサージ)、身体のケアからココロのケアまでを行っている。
◆ブログ 【オキシトシン・マッサージ ~肌からココロに伝わるメッセージ~】
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