『毎日少しづつ… 心身を晴れやかにする方法とその意味』  FROM 秋山綾子

こんにちは。
日本ポジティブヘルス研究会代表の
秋山綾子です。
先週、友人と一緒に
奥多摩に行ってきました!
そこが東京だということを忘れるような
自然の中で、
ゴムボートに乗り川の流れを楽しむ
「ラフティング」を満喫♪
途中、ボートから降りて
身一つで川の流れにまかせて”流される”
というアクティビティがありました。
ライフジャケットをつけているので
身体は水面に浮いてきます。
仰向けになって流されながら、
青い空を見上げ
ふわ〜っと漂う感覚。
不思議に心地よかったのが印象的で、
この夏の大切な想い出になりました。
みなさんは
この夏をどんな風に過ごしましたか?
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◆◇ 心の迷走「マインド・ワンダリング」 ◇◆
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突然ですが、
「マインド・ワンダリング」
という言葉をご存知でしょうか。
ストレスを悪化させる仕組みとして
世界中で関心が高まっている現象です。
例えば、
職場でミスをして上司に厳しく叱られてしまった。
そんな大きなストレスにさらされたとします。
家に帰る電車の中や食事の最中などにも、
その場面を思い出してしまうことはありませんか?
そしてまた、
明日も同じようなことが起こるかもしれない・・・
と想像したり。
実は、その度に、
脳はストレスを感じています。
つまり、脳の中で、
思いや考えがぐるぐる巡り、迷走状態となって、
自らストレスを生み出してしまっているのです。
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◆◇  1日のうち「迷走」している割合  ◇◆
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2010年にハーバード大学で行われた研究では、
生活時間の47%で
過去や未来についてあれこれ考えを巡らせている
「マインド・ワンダリング」の状態にある
と報告されました。
つまり、私たちは
起きている時間の半分近くで、
ストレスを感じやすい状況におかれているのです。
心の疲労は、体の疲労へ影響を与えます。
特に、その影響が大きく現れるのが
前回 “健康長寿のカギ” として取り上げた【心臓】です。
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◆◇  ストレスで心臓を流れる血液量が変わる  ◇◆
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ストレスがかかった状態では、
心臓そのものに血液を送る血管で
血液が流れにくくなります。
それによって
心臓の拍動が乱れ不整脈を起こしたり
血液が流れない状態が続くことで
狭心症・心筋梗塞などの
虚血性心疾患につながる危険性もあります。
さらに、
50歳以下では男性に比べて女性の方が
ストレスの影響により心臓の血液が減少しやすい
ということが分かっています。
特に、複数のストレスを受けた場合には
女性の方が心臓病のリスクが高いのです。
慢性的なストレス状態を解消するには
一体どうしたら良いのか?
その解決策が、
前回ご紹介した「ポジティブ呼吸」と
はじめにシェアした「ラフティング」に共通する要素。
『マインドフルネス』です。
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◆◇  日常で「マインドフル」な時間を増やしていく  ◇◆
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日本における「マインドフルネス」の第一人者
早稲田大学の熊野先生によれば、
マインドフルネスとは
“今の瞬間”の現実に常に気づきを向け、
その現実をあるがままに知覚し、
それに対する思考や感情にとらわれない心の持ち方。
その一歩が
「呼吸」をあるがままに感じることであったり、
「身体の感覚」に注意を向けてみること。
今日、
・外に出て歩く時
・食事を取る時
・お風呂に入る時
自分が目の当たりにしている
視覚や触覚、味覚、嗅覚などの
感覚に意識を向けてみることからはじめましょう。
それだけで、
毎日少しずつ生活の中に
「マインドフル」な時間が増えていき、
心の迷走「マインド・ワンダリング」は
確実に減っていきます。
***
これから秋に向かって
涼やかになる空気とともに、
心身ともに晴ればれと!
今日も 素晴らしい一日を♪

秋山綾子 ポジティブヘルスアカデミー主任講師
ポジティブヘルスアカデミー主任講師。 『ポジティブヘルス』、『ポジティブ身体学』の視点からクライアントの人生の健康、応援。”新しい予防医学”をつたえている。
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