学校での性共育~本当の自分らしさを考える~ From Dr.やすこ

ごきげんよう!

Dr.やすこです。

夏本番。でも季節は秋に突入ですね。

佐賀では蓮の花が満開を迎え

我が家の散歩道では朝夕と楽しむことができます。

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◆◇ 学校でぺ ニスとヴァ ギナの名称を言ってみる ◇◆
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今日は教育現場でのお話しをひとつ。

目、鼻、口、肘、臍、と同様、

ヒトのカラダには生殖や排泄に関わる

性器には名前があります

この性器にあたる部分について、

あなたは正式な名称を言うことはできますか?

はい!

言えたあなたはカラダのことをよく理解できる人の一人といえます

では、言えなかった方は手を挙げてください。

それはなぜですか?

そこには何らかの感情が走ったからでは?

恥ずかしい?

汚い?

言いたくもない?

触れたくもない?

この感情があるために、

私たちは“性”のことについて、

しっかりと学ぶ機会も

きちんと理解するチャンスも

かなり失ったといえます。

詳しくは書きませんが、

世界も然り、日本にはたくさんの

“性”に対するタブーがあります。

このタブーを超えて、新しい性をともに育む。

これを“性共育“と題して活動をしています。

そして、先日ある中学校で性共育をしてきました。

教材として山本直英さんの

『ぼくのはなし』

『わたしのはなし』童心社

を使わせていただきました。

そこで、ペ ニスがヴァ ギナの中に入っている図があり、

生徒たちはざわざわ・・・・・

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◆◇ 始まりは本当に小さな点くらいの大きさ ◇◆
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ざわざわする中、

ただ、たんたんと、読みすすめました。

でも、その前にみんなにやってもらったことがありました。

それは、受精卵の大きさを確認してもらうこと。

とんがったえんぴつをもって紙に垂直に立てます。

えんぴつをくるっとまわしてついた

これが最初のみんなの大きさ。

それが、いろいろな成長を経て

いまのカラダの大きさになっている。

思春期の成長は特殊で、

ココロとカラダが別々に成長します。

男の子より少しだけ女の子が先に、

ココロより先にカラダが発達します。

だから、自分のカラダの変化は、

恥ずかしくもあり、

こそばゆくもあり、

うれしくもあり、

切なかったりする。

それを十二分に感じて、

いっぱい感じて体験しよう。

そんなメッセージを送りました。

こどもたちにとって、始まりの“点”を 

確認したことが、

自分のココロとカラダについて

あらためて考えるきっかけになったようです。

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◆◇ 一度は自分を気持ち悪いと感じてみること ◇◆
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思春期の成長発達の段階で、

ほぼみんなが体験することは、

自分のことをきらいになったり、

自分の性 器が気持ち悪いと感じたり

自分は病気ではないかと思ったりします。

これは、すごく普通のことなんです。

そして、ひとはそれを

自己肯定感が低いと言います。

私も以前は、それはゆゆしきことで、

なんとかしなくてはならないと感じていました。

でも、性共育をすすめていく中で、

気づいたことがありました。

性共育講座をしているとき、

ダメダメと思っていた自分が、

本当は素晴らしい存在だということに、

気づく瞬間があるのです。

“性”のことは確かにタブーが多く、

デリケートな部分がありますが、

だからこそ、丁寧にここに焦点を当てると、

確実に自己肯定感が上がる。

そう確信しています。

そして、自己肯定感が低い人ほど

伸びしろがあるようです。

だから、どんなに自己肯定感が低くても良いです。

是非、学校だけでなく、

身近な家族と“性”について

対話してみませんか?

自分のルーツに触れられる“性”のお話し。

そして、その自分らしさを探求し、

表現していく手立てとなりますように。

夏休み、全国でお話し会やイベント始まっています。

アマナ夏フェス2017 http://att.jaei.jp/fes2017/

アマナとはサンスクリット語で

『愛を通じて空を知る』

次回は性エネルギーのお話しをしようと思います。

Dr.やすこ 医師(神経内科)
一般社団法人性愛セラピスト協会認定性愛セラピストトレーナーとしても活躍。
思春期の子どもの性教育や親子でできる性の話を伝えている。
◆ブログ http://ameblo.jp/mopera888/
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